ロボスフットボールクラブ日報、週報、いや月報?季報?年報かも

横浜市で活動しているロボスフットボールクラブです。クラブのスローガンはSUSTAINABLE FOOTBALL。好きなサッカーを長い人生で、ずっと楽しんでもらえるように。横浜/保土ヶ谷/旭/戸塚

本物のフットボールをしよう

 

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4月28日(土)【U-13・ラコリーニャス】

トレーニング(保土ヶ谷区内グランド)

 

コーンを使った変則ゲーム。
① 両チームとも、安全にパスを渡すだけでなかなか裏を狙わない。前を取っていこうとしない。ならばとコーン裏からのゴールは2点、さらにダイレクトゴールならば3点として、ようやく「サッカーの目的」から逆算された思考、動き、企みが見られるようになってきた。

 

② ミスをすると
「ゴメン」(謝る)
「あー」(足を止めてあー。つまり思考も止まってる)
ミスをして謝るのは日本だけやぞ、それは謝ってるフリして言い訳してるだけやないか謝る暇があるなら奪い返しに行けよ、次のことに頭を切り替えてくれよとハッパをかけ
でもシャイな日本人しかも「絶賛思春期突入しました期」の中1BOYたちの謝りクセはなかなか治らないから、仕方なく「謝ったらでんぐり返し」ルールを設定することに。

みんなでんぐり返しが上手くなってた(笑)

 

③ ラインを割ったボールに対し、明らかに相手ボールなのにマイボール!と言って自分らのボールにしようとする選手が数名。
「サッカーはズル賢くやるのはいいが、あれは単なる卑怯。その違いを勘違いするな」とやや説教タイム。

 

④ さぁ、本物のフットボールをしよう!

最後のゲーム
スキあらば相手の裏を狙い、穴を突き、様子を伺いながら、真剣勝負に没頭し始める。
次第に余計な声は聞こえなくなり、もちろん謝る選手もいなくなり、ボールを呼ぶ声(これ本当にいらない)もしなくなる。

90分の中で、このU-13が始まってから一番の成長を、90分の中で見せてくれた。

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そんな彼らのプレーを遠目に見ながら、少しづつ変わってきていることを実感する時間は、コーチとして至福の時だった。この日は人数が少なかったけれど、少ないからこそスペシャル。そんな時間を共有できた。

 

本物のフットボールをしよう。