ハートはまだここにある 〜 1000人ロックフェス
ライブハウス・グリーン牧場へようこそ!
《1000人ROCK FES.GUNMA》
2018.6.02 / 伊香保グリーン牧場(群馬県渋川市)
今回のブログはサッカーとは全く関係ないものですが、どうかご容赦を。
でも「僕らのコーチはサッカーよりも大切にしてるものがあって、人生楽しんでるなぁ!」と、選手たちにも伝わったらいいなと。
というわけで、行ってきました。ギター抱えて伊香保まで。
昨年の模様がこちら。B.BLUE、Dreamin。
1000人ROCK FES.GUNMA - B・BLUE & DREAMIN'(Official Video)
昨年、参加できなかったことをずっと悔いてました。なので今年、念願叶って初参戦。この日のために、昨年からずっとギターを練習していたと言っても過言ではない。
BOØWY。言うまでもなく、日本ロック史に燦然と輝く伝説のバンド。活動期間わずか6年、人気絶頂の時に解散してしまったあの疾走感も含めて、青春時代の僕らは虜になった。
ヴォーカル、氷室京介。
氷室さんが描く詞に出会ってしまったのは、自分がこれから大人になっていく時だった。
「自分の在り方」をつくっていくこの時期に氷室さんと出会ったことで、僕はその影響をストレートに受けたと思っている。30年経った今もまだ、それを引きずっているのは間違いない。
詞だけでなく、氷室さんの生き様、Style、言葉の端々が、全てにおいてカッコよかった。自分の中で「カッコいい」という言葉の基準にある人が、この氷室京介だった。それは今でも変わっていない。
これまでもこれからも、きっとこんなにカッコいいギタリストは出てこないだろう。BOØWYの美しいメロディはほぼ布袋さんが創り出し、彼のギターは瞬間に聴いただけで「あ、これ布袋さんのギターだ」とわかる。あれだけ踊りながら弾くギタリストもいないよね。
氷室さんは引退してしまったが、布袋さんはまだまだ現役。ライブがあれば、僕は必ず行っている。
BOØWYの象徴とも言える氷室さんと布袋さんが派手な部分を全て請け負って、それを後ろで力強く支えていた二人が、リズム隊の松井常松(Bass)高橋まこと(Drums)だ。
氷室京介、布袋寅泰、松井常松、高橋まこと。この4人が揃ってこそ、BOØWY。
東京ドームで行われた「LAST GIGS」から今年でちょうど30年。もうそんなに年月が経ってしまったけれど、僕らの中では全く色褪せない。むしろどんどん愛情が湧いてくる。
もう一度だけでいいから、たった一夜だけでもいいから再結集してほしいとは思うけれど、それは決して叶わない夢なのだということも、僕らはわかってる。
儚い。でもこの儚さこそ、僕らがあれだけ惹かれたカッコよさ、なのかもしれないけれど。
4人の再結集が叶わないのならば、せめて僕らは何度でも結集したい。BOØWYを語り継いでいくのは僕らBOØWYフリークの使命でもある。これはきっと、BOØWYを愛した全ての人に共通する想いなのだろう。だからこそ「1000人が集まって一斉にBOØWYの曲を演奏しよう」なんて、頭おかしい(褒め言葉!)企画が実現してしまうのだろうし。
氷室さんや布袋さんのライブ会場でもよく見かける光景なのだけれど、この日も、自分の子供を連れて、親子2代で参加しに来てる人がとても多かった。これも「語り継ぎたい」想いの表れなんだろうな。素敵で羨ましい光景。みんな、すごく楽しそうだった。
そんな、この日のクレイジー伊香保の様子を紹介するぜ!(氷室さん風)
上には上がいたぜ
会場到着。壮観
Guitarist
群馬美容専門学校・通称《GUNBI》の学生さんが、ボランティアでヘアメイクしてくれました。
なかなか恥ずかしかったけれど、せっかくの記念だし、僕もやってもらった。人にヘアメイクしてもらうのなんて人生初体験。しかも髪だけでなく、顔のメイクも。
髪を逆立て、アイシャドウもバッチリ。冥土の土産や!写真は絶対に見せない。墓場まで持っていく。
本番の頃にはもう、汗でメイクは落ちてたけどね。
リハーサル
リハを終え、本番を待つまでの間は露店で焼きそば食べたり、カキ氷も。
ここでもBGMはBOØWYが流れ、店員さんも歌いながら焼きそばを焼いている。幸せー
1000人ROCK FES.GUNMA 2018 〜 売店BGMもBOØWY
羊さんスタンバイOK
いよいよ本番。
とってもとってもお恥ずかしい映像ですが、でも本人真剣です。笑う余裕もなく必死でした。どうか観てやって下さい(画像はよくない)
NO.NY、Only You、Dreamin
1000人ROCK FES.GUNMA 2018 〜 NO NY、ONLY YOU 、Dreamin
まだまだヘタです。それは認める。でもでも、最高に楽しかった!
愛するBOØWYの曲を1000人が一体となって演奏して、歌って、それに対し嬉しそうに踊ってくれたりコブシを上げたり一緒に歌ってくれる観客の人達もいて
そんなことを一瞬で感じたDreaminのサビの時、もう泣きそうになっちゃった。
あの瞬間に見た光景とあの時の感情は、きっと一生忘れない。
最後に
このイベントは渋川市の青年会議所(JCI)の皆さんが地元を巻き込んで開催したものだったけれど、上にも書いたように、僕らにはBOØWYを語り継いでいかなければいけない使命がある。これ、伊香保だけでなく他の場所でもできるよな、いや、いっそのこと自分が企画して主催したい…!というとんでもない妄想を抱いた帰り道。
そして実はもう、実現へ向けて動き出してます。先駆者であるJCIの方々にも、近いうちに話を聞きに行こう。具体化したら、また改めて報告しますね。
生き甲斐は仕事を軽く超える。サッカーよりも大切なものを、見つけた日になった。
ハートは今ここにある。この歳になっても、ハートはまだまだここにあるんだ。
#世界で一番短いロックフェス
#世界最大のバンド