LOBØS LOGOS 〜 adlibler’s diary

変幻自在、自由自在に。横浜市で活動している、ロボスフットボールクラブのオフィシャルブログです。

地味な改革を少しずつ、のU-13

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10月8日(体育の日)

この日は新横浜でトレーニング。

 

【 地味な改革・その① 】


うちは通常平日2回の練習と、土日どちらかの活動。例えば土曜に試合が入れば日曜はオフにするし、その逆も。
で、これまでは試合のない週末は土日どちらかに普通に練習してたんですが、やっぱり週末には試合がしたい。公式戦でも、練習試合でも。


平日にしっかり練習して、週末には必ず試合があるよというサイクルを当たり前にしたい。もちろん試合ができれば一番良いのだけれど毎週そうもいかないから、試合のない週末の活動日でも、そこでは変に練習などせずに「全てゲーム」にしようと。


ということで、この日は新横浜の綺麗な芝生の上でゲームトレーニング。
結局ゲームの中でしか、リアリティーは求められない。
ゲームの中で「今日はこれ」という抽出点を共有し、それぞれが意識してゲームに臨む。


ただこれは中学生に限らず小学生にもいつも言うのだが、皆で共有するテーマとは別に、自分はこれを上手くなりたいとか、これが出来るようになりたい、という個別のテーマを、必ず持ち合わせてゲームに臨んでくれよなと、いつも言ってる。


このマインドだけは、常に持ち合わせていてほしい。選手達だけでなく我々コーチ陣も、それをあっさり認める懐の大きさだけは捨てずにいないといけない。


「頭の中で見る」「相手のラインを複数でどう超えていくか」
これを共有しながらの、なかなか濃密なトレーニングでした。

 

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3秒先の未来へ、動き出す瞬間
WCBA!(We can be adlibler )

 

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【 地味な改革・その② 】

 

平日週2回の練習日、水と金

これまでは両日とも自分(久保田)が担当してトレーニングをし、週末も、他のスタッフが来られない日は全て僕がやってきた。

それを、当分やめたいなって。選手達からしてみたら新鮮味も欲しいだろうし「また久保田かよ」って思うだろうし、マンネリ化も避けたい。

ということで、10月10日(水)の練習からはロボスの優秀しかし不健康(入院しちゃった)コーチである松永氏にお願いし、これから毎週お願いすることに。

彼は今年度から湘南学園の高校サッカー部でもコーチを始めた(僕は中学サッカー部)ので、これで小中高という三つのカテゴリーを指導することになる。

これ、コーチをする上で結構大事なこと。一つのカテゴリーだけではなく異なる年代を同時期に指導することは、長期的な視点で指導ができるための、大きな要素となるでしょう。

 

10月12日(金)

当然この金曜も、この日からは大和コーチにお願いすることに。大和コーチはもともと今年度からこの金曜日の小学生練習をお願いしていて、これまでも、小学生の時間が終わった後、中学生の練習時間にも残ってもらっていて、少しワンメニューお願いするとかはしてきたんですが

この日からはもう「最初から全てお願いしまっす!」と。

快諾してもらい、早速スペイン仕込みのポジショナルトレーニングを施してもらいました。

 

水曜と金曜日にぶっ込んだ新たな刺激と、新たな視点。

選手達がどう変わっていくか、楽しみです。

 

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10月13日(土)午前中にゲームトレーニング。

共有テーマは予備動作。

この日は阿部さんも来てくれたよ


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来てくれた人の力は最大限借りる!(座右の銘

ということで

最後の時間は阿部さんにお任せしての、充実したゲームトレーニングでした。

 

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10月17日(水)

先週に引き続き水曜は松永コーチの練習を…と思いきや、体調を崩してまさかの入院。

ということで自分が練習を担当。

 

ゲームの中で、それぞれのチームが自分達で条件設定をしてゲームに臨む。

それぞれが決めた条件をこっそり僕だけに教えてもらい、ゲームが始まればその条件を相手にバラさないようにプレーをし、なおかつ相手チームの条件を見破れるように。

味方同士でシェアしながらプレーをすることの重要性、そして「勝負事」はまず相手を見ること。相手が「何をシェアして何をやろうとしてるのか」をゲームの中で見破り、そこに対応していくことのトレーニング。

 

それぞれなかなか面白い、かつとても良い練習になる条件を設定していたけれど、日本語の使い方や解釈の違いなどで、同じチーム内同士でも、異なる意味で捉えてそのままゲームに臨んでしまうシーンが多々あった。

そのたびに「ちょっと、30秒だけ時間下さい!」「1分だけストップ」という声が選手から僕にかかって、ゲームが止まってMTGが始まる。

それは、なかなか素晴らしい光景でした。

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話し合いの中で、わからないことや伝わりきれていないことをそのままにしてしまうと、どこかで必ずノッキングが起こる。どうしても日本人は「わからない」ということを声に出さずにそのままわかったふりしてやり過ごしてしまうことの方が多いけれど、そんなマインドはサッカーではすぐに吹き飛ばされ、見破られ、付いていけなくなる。自分を出すなんて到底無理なことになる。

 

それを自分達で解決しようという姿がこの日の彼らには多くあったので、あぁ、めちゃ良いやんて思いながら僕もその場を共有しながら。

時には、ゲーム中に僕と選手達とのディスカッションが急に始まったり。

「今のって、さっきの条件的にはOKなわけ?どうなんだろ」と、コーチングでも指導でもなんでもなく、単なる質問をぶつけてそれに選手が答えてくれたり、その会話の中から、また新たな見え方が生まれたり。

何だか、とても楽しい時間だった。

 

また

サッカーは、味方の中で味方と合わせてやらなければいけないスポーツ。これはサッカーが併せ持つ本質の一つとして、選手達にはいつも言ってる。

でも、まだそれを頭と心で理解できない選手もいる。味方や相手、スペースの状況などお構いなしに、自分のしたいことだけをしてしまうプレーが出た時には

「お前それ、スイカにマヨネーズかけてるのと同じやろ」という声を飛ばす。

 

別の例えで言えば

居酒屋で唐揚げを注文し、大皿に盛られてきた唐揚げに「俺、唐揚げにはマヨネーズって決めてるんだよね」って、全部の唐揚げにマヨネーズぶっかけてるのと同じこと。

「おい!今からシェアするのに、お前の好みだけで勝手にマヨネーズかけるなよ」ってなりますよね。

 

チームは、唐揚げと同じである(強引)

 

サッカーは色々なものをシェアしながら行うもの。

ならば、スイカや唐揚げにはいつ、何をかける?

これは、彼らが頭と心で理解できるまで、ずっと伝え続けていかなきゃと思ってます。