崩しの理想形 〜 U-10・レコスリーグ
10月20日(土)U-10・レコスリーグ
(東京横浜ドイツ学園)
今日は4年生9名、3年生1名、2年生1名の計11名で。
ドイツ学園のホームチーム、DSTY Eagles さんとの再戦でした。
試合は6-0で勝利。内容も、今年度で一番良かったかもです。
あかりパパ作成のアルバム
https://photos.app.goo.gl/7TvAtyFnfHHijSPJ8
アルバムの中には、前半と後半に分かれて試合動画も入ってます。あかりパパに感謝!
その中で、特にプロセスが良かったのが2点目と6点目
・2点目(前半動画13:20 〜)
左サイドからNo.7がドリで相手2人の間を割って入り、ショートスルーパス。パスを受けたNo.13がシュートしたけれどGKに弾かれ。でもスルーパスを出したNo.7がそこに走り込んでいて、跳ね返りを拾ってそのままゴラッソ。パスを出して終わりにせず、そのまま走ってたところが素敵。
・6点目(後半動画6:25〜)
相手のフリーキックを拾ったCBのNo.9がそのままドリで運び相手を引きつけ、走り込んだNo.13へパス。ドリで突破すると見せかけたNo.13、ドリの最中にノーモーションで相手2人の間を左インサイドでスルーパス。パスを受けたNo.33(2年生)が、右足ズドン。
ラストパスを出すこと前提の仕掛け。頭で観ること。それを見事に表現した、美しいメッセージパス。
2点とも、ドリブルを起点にした(でもパスの美しさにこだわる)崩しの理想形でした。
実はこの前日(19日)の練習で、フットボーラーの振る舞いとしてとても許せない姿勢を見せた選手が数名おり、解散前に、長い時間かけてきつく諭した件がありました。
「こんなんなら、明日の試合も負けた方がいい」とまで言った。
選手からしてみたら、話しながら泣く僕を見るのは初めてだったはず。それくらいに、真剣に話した。サッカーの現場で嬉し泣きや感動で泣くことはあっても、悲しくなって泣くのは初めてだった。
何がありどんなことを話したのか、とても大切なことなので近いうちに書くけれど、とにかく、フットボーラーとしてどうあるべきかという点を、その場に多くいた4年生も、きっと深く感じ、考える機会にしてくれたのだと信じたい。
だからこの日の試合では、試合前のMTGやアップまでも、今まで見たことないくらいに良い雰囲気で行われていて。
前日の一件とも合わせて、4年生にとってはひとつのターニングポイントともなる試合だったかもしれないです。
紆余曲折ありますが、こうして少しずつ成長していってくれれば何より。