LOBØS LOGOS 〜 adlibler’s diary

変幻自在、自由自在。横浜市で活動している LOBØS(ロボス)のオフィシャルブログです。

U-8 〜 ある泣き虫の話

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6月30日(日)

LOBØS Juniors・U-8「レコスリーグ」

(東京横浜ドイツ学園)

 

今年度のレコスリーグが始まった当初、確か0-22で敗れた相手との再戦。

当時まだうちの2年生達は正直ほとんどの子がふわふわ、ふわふわ…とただピッチ上を彷徨うだけの姿が多数だったものの、あれから2ヶ月の間、彼らはとっても成長しました。

もちろんまだまだ個々に差は大きいものの、それは早熟かそうでないかの差がほとんどなので。

とにかく、それぞれの成長を測る指標になるのがリーグ戦。デカい速い強い相手に、どれだけ対抗できるのか楽しみで仕方のないゲームだったのです。

 

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U-8は10分 x 4ピリオド制。最初の1本目、GKをやる子に「あとのメンバーは君が決めていいよ。GKから見て、ピッチにいてほしいメンバーを選んで」

と託したところ、こちらの予想とは違う選択をしてた。あー、なるほどねと。

 

その1本目…やっぱり相手のデカさ速さ強さに圧倒されるけれど、それでも前に対戦したときとは違い、要所要所で張り合い、ドリブルでも強気に仕掛け、ピンチにも素早く帰陣し、相手のシュートに対してスライディングしてまでも止めにいく。

素晴らしい試合の入り。そして10分間、素晴らしい集中ぶり。間違いなく、これまでの彼らのベストバウトな10分間。本当に、素晴らしかった。

1点だけ奪われたものの、0-1で凌いで1本目が終了。

 

この日、前日の屋良さんトークイベントに参加しにきてくれたコーチ仲間の札くんが「帯同させてください!」と言ってくれて一緒にベンチに入っていてくれたんだけど、普段寡黙な札くんが、1本目を終えて帰ってくる子ども達に自分から歩み寄っていってテンション高めにハイタッチしに行ってたw

この日初対面の寡黙なオジさんの心を動かすほどの、素晴らしいファイトぶりだったということですw

いや、本当に。

2本目以降、メンバーも変わり疲れも見え始めて最後は0-16となったけれど、前回の敗戦とは中身の違う、特にあの最初の1本目は、僕らも含め、観ていたいろんな大人の心を動かしたものだったのではないかと思います。

 

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そして7月7日(日)

2週続いて、U-8レコスリーグ。


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開始からイケイケ。相手も良いチームで、取ったり取られたり。

7-4で勝利…!


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みんなよく頑張りました。

 

ところで

上述した先週の試合で、他のみんなが疲れてだんだん動けなくなる中、一人だけ、顔を真っ赤にしながら、髪を汗でびしょびしょに濡らしながら、一番疲れながらも、最後まで一番走って相手を追いかけて、相手に向かっていって、あまりの疲労顔に「交代するか?」と僕が声かけても首を横に振り、最後まで奮闘していた選手がいました。

 

彼は1年生の時にうちのクラブに入ってきて、最初のうちは練習に来てお母さんと離れるのも嫌がって入口のところでいつも泣いていて、良いものは持っているのに、試合に行けばシュン…となって何もできないことが多くて、2年生になってからも、まだ4月頃まではずっとそんな感じだった。

 

でも、春から始まったこのレコスリーグで試合を重ねていくうちにだんだん自信をつけてきたのか、顔つきも変わってきて、普段の練習でももう問題なく一人でグランドに入ってきて、楽しそうにサッカーしてる。

3年の試合に呼んでも喜んで来るし、そこでもまた、なんの遜色もなく自信を持ってプレーしてる。そのうち、これまで週2で練習してたのが「金曜もやりたい」と言ってくれて、U-8の選手の中で唯一、週3で練習に来る選手となって。

 

先週の試合に続き、この日の試合でも、やっぱり彼の自信と負けん気はますます増しているようで。

楽しんでプレーしながら、何も臆さずいろんなことにチャレンジしてる。

そして何より、相手に向かっていく顔が最高だ。前を見て相手とゴールに向かっていく時の顔は、完全にフットボーラーのもの。

 

レアルに旅立った久保君がドリブルを仕掛ける時に見せる、あの顔にそっくりだ。


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こんな

 

こういう成長が肌で感じられるところが、この仕事をやっていく上での喜び。人は、特に子どもは簡単に変われるのだ。

 

彼だけでなく、2年生達は本当に成長した。この日もこちらが何か言うことはほぼ何もなくて、ただただ、彼らの自信に溢れたプレーを観ているのが楽しかった。

久しぶりに彼らの試合を観た早貴コーチも、本当に驚いていたしね。

 

ほぼ毎週続いたこのレコスリーグも、夏を挟んで一旦ブレイク。

これから始まる夏でさらに成長して、秋以降にまた違う姿を見せてほしいね!