LOBØS LOGOS 〜 adlibler’s diary

変幻自在、自由自在に。横浜市で活動している、ロボスフットボールクラブのオフィシャルブログです。

U-10・U-12 夏合宿 〜 クラブを超え、ファミリーになる

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8月22日〜24日に実施した、U-10・U-12の波崎合宿。波崎といえばここ、とも言われる人気の宿「ミンションやまざき」さんに、今年はお世話になりました。

 
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お盆休み中に打ち合わせも兼ねて挨拶にお邪魔した時に、たぶん偉い人であろうおばちゃんがとても親切に対応と説明をしてくれて、お土産に波崎名物のシラスまでくれて。
 
なのでそのホスピタリティには確信を持って信頼できるなと思っていたのですが、案の定、合宿初日から最終日まで何一つ不自由なく、グランドへの送迎も完璧に動いてくれて、快適に過ごすことができました。
さすが人気の宿。
 
まずは「ミンションやまざき」さん、本当にありがとうございました。
 
ちなみにここ「ハワイに一番近い宿」らしいです(本当)
たぶん、本州最東端なのかな。
 
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初日と2日目、松永コーチがアップしてくれたフォトレポートはこちら
(なぜか最終日はない 汗)

さて

今回の合宿のテーマは、ジュニアユース(中学生)からジュニア(小学生)いっそのこと園児まで、クラブのアイデンティティーを含めた様々な「クラブのモデル」の一貫性を持たせること。


ゲームモデルとプレーモデル。これはクラブのトップであるジュニアユースが取り組んでいるものをジュニアレベルに解凍・要約して、年齢やレベルに合ったものを落とし込む。


そしてひとりの選手としてどう在りたいか、どうなりたいかをそれぞれが明確にイメージし、そこに向けてセルフデザインをしていく「フットボーラーズモデル」に関しては、期間中に書いてもらったサッカーノートを交換しながら、ピッチ上でもピッチ外でも、それぞれに問いかけ、感じて、考えて、自らが描いたフットボーラーズモデルに恥ずかしくない行動をしてもらうこと。


ゲームモデル、プレーモデル、フットボーラーズモデル。この「3つのモデル」を共有し、サッカーを通じて仲間とともに楽しい日々を過ごしていくのが「クラブ」であり、その繋がりをさらに深く濃いものにしていくため、そしてそれぞれの「居場所」なんだと思ってもらい、クラブの枠をも超えてファミリーになれるように、合宿は行うもの。

 

そういった意味で、夏が終わり、秋が始まった今。今回の合宿に参加した面々の姿やプレーそのものを見て、この合宿は間違いなく「史上最高の合宿」だった。

確信をもってそう言える、充実した3日間だったのです。

 

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今回、参加は計33名。6年生…5名、5年生…7名、4年生…9名、3年生…12名。


U-12カテゴリーはU-10から3.4年生を6名を飛び級inさせて18名、U-10カテゴリーは15名。
こうしてふたつのグループに分かれ、3日間、ひたすらほぼゲームの中でトレーニング。

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ゲームは8人制ではなく、U-12は9人制、U-10は7人制で。LOBØSとしての「ゲームへの考え、捉え方」がここに大きく表れているということは、感度の高い方にはきっと感じてもらえるかと思います。

 

実は同時期に同じ波崎で合宿をしている数チームから試合のお誘いがあったのだけれど、今回は全て断りました。

 

外との交流で嫌が応にもスケジュールに無理が生じてしまって大事なトレーニングが疎かになったり、出発の時間や宿で休む時間に影響を及ぼされるのは、今回は特に避けたかったので。

やる時は全部やるし、休む時はしっかりと休む。用意した密度の高いスケジュールの中で、何かが少しでも中途半端にならないよう、今回は内輪だけで動けるようにしたかったというのが本音のところ。

気心の知れたチームとならばその辺は調整もできるだろうけれど、あまり知らないチームとだと、うまくいかないことの方が多いし。

 

そんなこんなで、今回は割り切ってトレーニングのみ。虎の穴に連れてきた感覚で、徹底してゲームで鍛えた3日間となったのでした!

 

 

グランドに着いたらすぐに全体練習を始めるのではなく、たっぷりの自由時間。

この自由な時間が、今回の合宿ではとても重要だった。

その間に各々が準備をしたり、自主練したり、わいわい言いながらボール蹴ったり、気が効く子達はジャグの準備を手伝ってくれたり。

この時間で子どもたちのアイドリングがかかり、サッカーをする欲求を渇望させ、いざ始まると一気にスイッチが入る。このサイクルが、3日間ずっと。

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そして全てコーチ側が仕切りコーチの言う通り指示されるままに時間が進むのではなく、あくまでも子どもたちとの協同作業。U-12に関して言えば、トレーニングの趣旨はこちらが説明しオーガナイズもするけれど、ではそれを次にどう発展させていくか?といったところは、彼ら彼女らと僕が共有する空気感であったり、実際に子どもたちが主体となって次のメニューを決めたりという、フラットなボトムアップの様式で行うことができたと思う。

 

レーニング時間は普段の倍。密度もほぼ倍。これは、合宿という非日常の場所と時間に来たからこそできるアドレナリンのなせるワザみたいなもので、フットボーラーズハイになった感覚で、3日間、本当にゲームの中でたくさんのことをトレーニングできたのです。

 

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狭さをつくり、広く思いながらプレーすること。

このゲームモデルから逆算して、局面局面でのプレーモデルを落とし込んでいく。
カテゴリーとレベルに合わせた「モデル」をつくる3日間、みんなとても頑張ってくれてました。

 

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自信がつくと、立ち姿が変わる。

風情(ふぜい)が変わる。

これらの画像たちを見てくれれば、納得してもらえるかな。

 

笑いながらぶっ倒れる。

「もう限界…でも、楽しかった!」ていうのが理想だもんナ!

 

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U-12

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U-10(U-12でトレーニングした6名も)

 

これは最終日に早貴コーチが撮ったもの。U-12もU-10も3日間の充実ぶりが伝わってくるかのように、みんないい顔してるでしょ!

はい、よく頑張りました。

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サッカーがメインではあるけれど、サッカー以外の時間も、合宿では同じくらい、いやサッカーよりもさらに大事な時間だ。

 

まずずっと言い続けたのは「質問禁止」

「聞かれたら、ダメって答えるからな」ってずっと言ってたw

 

「トイレ行っていい?」

「ダメ」

「水飲んでいい?」

「ダメ」

「自販でアイス買っていい?」

「ダメ」

 

トイレ行きたきゃ勝手に行け、水飲みたきゃ勝手に飲め、アイス買いたきゃ勝手に買え。

パス受けていい?ドリブルしていい?空気吸っていい?って聞かないだろ。

 

普段の練習や試合ではこんなの当たり前で誰も聞いてきたりしないのに

(たまに、他クラブにも所属してる子は聞いてくるけど)

合宿に来ると、なぜか「質問マン」が増えてくる。

そのたびに、僕は必ず「ダメ」って言うだけなんだけど。自分で考えて、自分で行動すればいいだけ。

フットボーラーには一番求められることだ。

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合宿がなぜ大切な行事なのか。それは

ひとつ屋根の下に全員で一緒に暮らし(今回は本当に一軒家を一棟貸し)

皆で協力して用意し、同じメシを食い、皆で片づける

(初日夕食は、自分から動かない面々に某早貴氏がブチギレw)

 

誰かが困れば、それに気づいた誰かが助け、それでも助けられなければまた仲間を呼んでみんなで助ける。それでも無理ならコーチの出番。結局みんなで解決する。

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ある夜、ある部屋の中で、ある問題が起きる。当事者はもちろんのこと、そこに居合わせた全員で、問題を解決する。あの時間は、とても大切なものだった。

普段のグランドだけでは話せないことも、ここでは話す時間がたっぷりある。

子どもたちから僕らコーチへ、普段は言えないようなことも、ここでは話してくれる。そんな時間が、合宿では本当に大切だ。

口で言えない恥ずかしいことは、サッカーノートに書いて教えてくれたり。

そこにまた、返事を書いて返す。

 

「この子にはこんな一面があるのか」

「え、コーチってこんな人だったんだ」

というような、普段ではわからないことの発見もできるし、そこでまた、お互いの繋がりは深くなれる。子ども⇄コーチだけでなく、もちろん子ども同士でも。

 

だから合宿って大事。クラブを超えて、ファミリーになれる場所。

 

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合宿の前と後では、お互いの距離はグンと縮まる。だから合宿を休むと損だよって、子どもたちにはいつも言ってる。

今回子どもを参加させなかったお母さんお父さん、次回以降、その辺ぜひよろしくお願いしますね。

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ハワイに一番近いということもあり、近くには波崎海岸。2日目の朝にはみんなで散歩に。
 
着いた〜、と思ったら砂浜がとてつもなく広すぎて海はさらに遠くてビビったぜ!
 
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こんな時間も、思い出になる
 
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一昨年、昨年に続き、今年も早貴さんが参加してくれました。
キツいトレーニングの合間に彼女と接することで、子どもたちには貴重な癒しになっただろうし、彼女がゲームに混ざることで、そのレベルも一気に上がる。
オンザピッチでもオフザピッチでも、彼女の存在はなくてはならないものだった。
 
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前にもどこかで書いたけれど、彼女は、その場にいる人たちを穏やかで幸せな気分にさせてくれる天才。その天性のキャラクターはもはやこのクラブにとって必要不可欠なものになっているのは間違いなくて、それは子どもだけでなく、僕も同じ。
 
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彼女が小3の時から一緒に何回も合宿に行っているけれど、今はコーチとして帰ってきてくれて、こうしてまた一緒に合宿をしてる…ていう感覚が、僕にとってはタイムスリップしてるような、どこか夢を見ているような、いつだってそんな気分になってしまう。
 
4月からは社会人となり学校の先生になるから、こうして当たり前のように一緒にサッカーできるのも、あと数ヶ月。そんなセンチな気分にもなりながら、最後になるかもしれないこの貴重な3日間を、自分自身も大切に、そして最高のものにしようと思って過ごしていた。
 
彼女にとっても、いい思い出になってくれたのならいいんだけど。
 
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みんないい顔してるなぁ。お疲れさま!
 
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・・・おいw