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選手の頭の中を「見られた」JY東京遠征

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11月30日(土)

【 ジュニアユース 】ロボス・ラコリーニャス 

東京遠征 vs ZION FC

武蔵村山市総合第二グランド)

 

ジュニアユース東京遠征は、武蔵村山のZION FCさんとのトレーニングマッチ。


ZION(ザイオン)の代表を務める林さんとは以前に名古屋で行われた岩谷さんの勉強会で初めて会って、そこで意気投合して、その後も吉祥寺で夜中まで一緒に飲んだり。

指導者としてのスタンスや指導観も共感できる、素晴らしい指導者。経営者としても、僕なんかは足元にも及ばないほどに頭がキレる。


その林さんはこの日は不在だったけれど、とにかくZIONとは前からずっと一度やってみたいと思っていただけに、楽しみにしていた一戦だったのです。

 

こういう練習試合をもっとやりたい。いつでもやりたい。そう思える濃厚な時間だった。

神奈川では、こんな技術戦や頭脳戦がなかなかできないんだよな…


技術と闘争心はいつ出すべきか。頭をフル回転させて、心に自ら火をつける習慣づけ。噛み合う相手とのゲームだからこそ、良い面も悪い面も出た最高の練習試合。ある意味、公式戦より何倍も有意義な時間だ。


ZIONでコーチをされている井上さんは、うちのATHLETAユニフォームをアテンドしてくれた方。そして何より、セゾンFCで岩谷さんと一緒にコーチをされていた方。


そんな井上さんと、この日の試合前にたくさん話をさせて頂き、うちの選手たちに関しての悩みなども聞いてもらったり。
正直、自分なんかはまだまだとても及ばない「サッカーの見方、選手の見方」を持っている方。試合前と試合後に井上さんと話をたくさんできたこの時間だけでも、この日の試合は、やった甲斐が充分すぎるほどにあった気がする。

 

実は試合前、井上さんにうちの某選手の観察をお願いしたんです。
良くも悪くも「他とは違うセンス」が相当にあると思っている彼のプレーを観て、感じたことを率直に教えてほしい、と。


試合中、彼がボールを持つとZIONの選手たちが示し合わせたように2人で「いくぞ」とプレッシャーをかけに来ていた。いや、来てくれてた。
聞いていないからわからないけど、あれはたぶん井上さんが、選手たちに話してそう促してくれたんだと思う。彼の技術とセンスを観るために。


そして試合後に井上さんが話してくれたのは、あの彼の「頭の中」の話だった。
井上さん曰く
「彼の技術は明らかに周りの選手とは違う。それ以上に《見えてる世界》が違う」
そして
「彼の技術や観えてる世界が、彼以外の選手と明らかに違うことを彼自身がまだ自覚していないのでは」と。


はぁ… これは恥ずかしながら、自分にはまだ見えていない領域だった。目から鱗

そう言われてみれば確かに。一番センスがあると思っている彼がゲーム中に起こす多くのミスや振る舞いの原因と、一気に話が繋がった。


「目に見えるものじゃなく、もっと選手の頭の中を見なあかん」
と岩谷さんに何回も何回も言われた。
だから自分も選手の頭の中を常に覗こうとしているのだけれど、正直、そのレベルがまだまだだったとこの日思い知らされた。


自分の頭の中のページが、ひとつめくれた感覚だった。

それほどに、井上さんの話は強烈でした。
僕には見えていなかった、うちの選手たちの長所も指摘してもらった。


これから少し変われそうだ。僕も、選手たちも。


ZION FCさん、井上さん、桑原さん、本当にありがとうございました!

 


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