ロボスフットボールクラブ日報、週報、いや月報?季報?年報かも

横浜市で活動しているロボスフットボールクラブです。クラブのスローガンはSUSTAINABLE FOOTBALL。好きなサッカーを長い人生で、ずっと楽しんでもらえるように。横浜/保土ヶ谷/旭/戸塚

Good Boy、Un lucky

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メンバー総取っ替えの準備をしながら、皆でプレーを見守る

 

2月1日(土)

LOBØS Juniors・U-12『 レコスリーグ 』

(東京横浜ドイツ学園)

 

この日の参加は17名。レコスリーグのU-12カテゴリーは9人制なので(これマジ最高)

GKとして呼んだ4年生1人を除けば16名。なのでこのFP16名を、前半と後半それぞれ真ん中くらいで総取っ替え。

カッコよく言えば、ターンオーバーである。一回言ってみたかったw

 

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画像は全て5年某パパより。いつもありがとうございます!

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リーグ戦は練習の場。相手も必死だし真剣勝負の場だからこそ、想像通りのシーンだけでなく想像や想定を超えた状況にも対応しなきゃいけないわけで、そこでどれだけ普段の練習で沁み込んだ「習慣」を出せるかどうか。

 

味方の中で味方を感じながら、相手の状況にアジャストしていって技術とインテリジェンスを出していく。

そういう頭でプレーしない子に対してのコーチングに徹していると、あとは選手たちが勝手に伸び伸びとやってくれる。

年明けの県大会でもそうだったけれど、付かず離れずのこの微妙な関係性が最近とても心地よいし、選手たちにもきっと伝わっているんじゃないだろうか。

 

一回下げた子をもう一度出したくて、彼とじっくり話してるうちにゴールが決まった。正直、ゴール見てない。正直、どうでもいい。

そういうことだ。

 

ターンオーバーでやると、ベンチで観ている選手たちにとって「自分たちの分身が試合してる」感があるのか、いつも以上に一体感が出るんだよね。何だか面白い。

そんなこんなで、最後までピッチの中も外も心地よい一体感と真剣勝負のヒリヒリ感の中、1-0という一番美しいスコアで試合を終えることができました。

 

2020年、まだ無失点…非常にうちらしくないw

 

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ところでうちの試合後は、イングランドのチームと日本のチームの対戦。僕はその試合の主審をやったのだけど、イングランドのコーチ、子供が何かにTryすれば「Good boy!」ミスしても「Un lucky!」とひたすら繰り返してた。


子供達も自信を持って伸び伸びプレーして、イキイキしてる。プレーもどんどん良くなってくる。


両チーム実力差はそれほどないように思えた(むしろ戦術的には日本の方が仕込まれてる)けれど、目に見えるテクニカルなミスや判断のミスを表面上で指摘し続ける日本チームと、Good Boy!Un lucky!で子供を励まし続けるイングランド

結果は6-0でイングランド。うーむ

 

「Un lucky!」に代わる日本語。
そのまま「ついてなかったな!」てのもなんか違和感があるし。
「悲運じゃぁ!」でもないし。


「大丈夫」「仕方ない」「惜しい」「わかる」
とかかなぁ。

 

ミスした時にそれを責められるのか、それとも「惜しい」って言われるのか。

「惜しい」ってことは、そのチャレンジ、決して悪くないよっていう意味でもあるわけで。

大きな違いですねー。

 

何か大事なことを、フットボールの母国に教えられた気がしたのでした(うーむ)