ロボスフットボールクラブ日報、週報、いや月報?季報?年報かも

横浜市で活動しているロボスフットボールクラブです。クラブのスローガンはSUSTAINABLE FOOTBALL。好きなサッカーを長い人生で、ずっと楽しんでもらえるように。横浜/保土ヶ谷/旭/戸塚

【 新型コロナ関連 ① 】新型コロナウィルス感染拡大防止対策について 〜 クラブの方針と見解

注・3月2日追記)

この記事の文章は2月27日に書いたものです。

その後、学校の休校措置など情勢が大きく変わったためクラブも活動休止となりましたが、大切な備忘録として、削除せず残しておきます。

 

 

ロボスフットボールクラブ

新型コロナウィルス感染拡大防止対策について


いつもクラブの活動にご理解、ご協力をいただき、ありがとうございます。
昨今の新型コロナウィルスの影響により、Jリーグが延期になったり各種ライブイベントなどが中止になったりと様々な影響が出ていますが、昨日、さらに安倍首相から「大規模なスポーツイベント、文化イベントの自粛要請」が発せられたのを機に、我々のようなサッカー育成年代のステージにも、大きな影響が出始めてきました。

 

うちに関連するもの
・29日のU-11プレミアリーグ、中止(大会本部からの通達)
・今週末のクラブジュニアユース関連全ての公式戦が中止(連盟からの通達)


さらに全国各地で「試合中止」が相次ぎ、さらに東京ヴェルディなどはアカデミー(小学生〜高校生)の活動自体を休止にしたり、等…


このような情勢ではありますが、ロボスフットボールクラブとしては、今回の新型コロナウィルス問題に際して、以下のようなスタンスで活動します。


・練習 … 予定どおり実施
・試合 … 予定どおり参加。主催者側から中止の通達が来た場合には、もちろん従います。


つまり現段階では何も変えずに活動していきますが、各ご家庭の判断で、やはり参加させるのは控えたいということであれば、それはもちろん尊重いたします。


また

・風邪気味、また発熱等がみられる選手は、無理せず練習や試合は休むようお願いします。

・手洗い、うがいの徹底は、日々の練習や試合会場でも選手達に呼びかけます。
・マスクがある選手は、せめて行き帰りだけでも、マスク着用をお願いします。


今後ですが
・選手およびスタッフに感染が確認される
・選手およびスタッフが通う学校(幼稚園も)や勤務先で感染者が確認され、学校や勤務先が休みになる
・神奈川県(各自治体)の措置により公立学校全てが休校になる


上記の場合は、練習も試合も活動を休止します。


選手のご家族、およびスタッフの家族が上記のような状態になった場合は、その情況により、判断させていただきます。


また今後、ウィルスの感染状況や政府および自治体の決定や要請が変化した場合は、それに伴い、クラブの方針もまた変更することもありますこと、ご了承下さい。


最後に
今週、小学生と中学生に「一番怖いのはウィルスではなく、人間そのものだ」という話をしました。
戦争や震災、疫病といった有事になった時、本当に怖いのは人間の中に潜む「悪」の部分だと。正直、うちの子供達の会話を聞いていても「学校に中国人がいる」「◯◯団地でコロナが出たらしい」などの声が聞こえてきます。


ロボスのアドバイザリースタッフでもある鬼木コーチ(長友佑都選手専属コーチ)も、今、トルコで道を歩いていると「コロナ、コロナ!」と言われるそうです。

 

噂話には必ず尾ひれがつき、それは一気に広がっていきます。
「◯◯人だから」という、国籍や民族、出自を一括りにした言説は、差別そのものです。
噂や差別はいじめや排他に繋がり、人の心を簡単に壊してしまいます。
あの震災の時も、そうでした。


だから、このような社会を揺るがす有事の時に試されるのは人の心、理性、良識、そして優しさだと思います。


たまたまサッカーというツールで繋がった仲間同士です。ただサッカーを上手くなる、強くなるだけではなくて、普段選手達にもよく言う「人と人の間でプレーする」という特性を持つサッカー選手だからこそ、今回のような問題についても、お互い一緒に考え、そしてそれぞれが自身の考えを持てるようになってほしいと、心から思います。


文責 / ロボスフットボールクラブ代表・久保田 大介