3年間の始まり 〜 U-13・箱根遠征
4/14〜15(土日)【 U-13・ラコリーニャス 】
箱根遠征 〜 U-13・新人合宿
(星槎箱根仙石原キャンパス)
エクセルシオールFC、ソーニョFC掛川
旧知の仲である静岡の両クラブと共に、3クラブ合同で「U-13・新人合宿」を実施しました。
思い返せば、まだうちが体験練習会を繰り返ししていた数ヶ月前
メンバーが全然確定してなかった段階にもかかわらず、エクセルシオールの萩原さんとソーニョの久道さんが、今回の箱根遠征にうちを誘ってくれました。
ジュニアユースクラブ「ロボス・ラコリーニャス」として一番最初に決まったスケジュールが、この箱根遠征だったんです。
当時はまだメンバーも確定していなかったから、自分の中で、ジュニアユースとしての活動をリアルなものとしてイメージできなかった頃だったけれど、このスケジュールが決定したことで、急に自分の中で現実味が湧き、あぁ、本当に始まるんだなという想いにさせてくれたものでした。
何度も行なった体験練習会、本当に選手が入るかわからず不安に駆られた数ヶ月、選手が入団の意思を伝えてくれるたびに、嬉しくて、ホッとして、一人で祝杯をあげた数ヶ月。
クラブユース連盟への加盟申請、ヒアリング、そしてなんとか1チーム分の入団選手が決定し、新年度が始まりいよいよ活動開始、そしてすぐのタイミングで、今回の箱根遠征へとこぎつけました。
一人で早く着き過ぎてしまった箱根の朝。感慨深いものがあったなぁ。
一つのサイクルがようやく終わり、この遠征を経て、次のサイクルへ。そんなイメージを持って、寝食そしてグランドでの時間を、2日間、選手達と過ごしてきました。
初日は小雨が降ったりやんだりの中でも予定通りスケジュールを終え、未明からは予報通りの大雨、強風、もはや嵐…
目の前にあるのはサッカー場のはずなんだけど、綺麗な人工芝が、目が覚めた時には水深50cmの仙石原湖と化してました。排水溝ないし…(確実に設計ミスやんかw)
2日間、内容は 先週のリーベル戦 を踏まえ、そこからの続き。
それぞれに染み付いている「習慣」を試合の中で自覚し、これから挑んでいく「大人のサッカー」へ向けそれを少しでもアップデートしていきながら、なおかつフットボールというゲームの性質と仕組みを知り、自分をどうアジャストさせていくかを模索する。
そのキッカケづくりにうってつけの2日間。彼らと共に描いてく、デザインの始まり。
初日夜と、大雨、強風、グランド水没で試合ができなかった2日目の午前中を利用して、ミーティングを重ねられたのも大きかった。
①味方、②敵、③スペース、④フットボールというゲームの性質
この中での自分を知り、立ち位置、振る舞い(プレー)を決めること。すなわちアフォーダンスのお勉強も。
知らなくて出来ないのならば仕方がない。
やろうとしていて出来ないのも、仕方がない。
誰かも言っていたけれど、
今、知らないこと
今、出来ないこと
これらは全てが「ノビシロ」なのだから、ここからの3年間で、彼らを魅力的なフットボーラーにしていくためのヒントそのもの。その基準が、定まった気がしてます。
本当の意味で、彼らとの日々のスタートとなった2日間だった
… と、彼らが卒業していく時に思い出せるように。
そして今回は「お互いを知る」ことも目的の一つだったので、サッカー以外の時間での遊びや、水没したグランドに皆で突入してびしょ濡れになりながらハシャいだり…てことのほうが、実は彼らの想い出に残るかもしれないよね。
それで全然オーケー。
最新機器で対処するも効果なしw
両クラブの選手達、スタッフの皆さん、2日間ありがとうございました。
今後とも、ぜひぜひ交流お願いします。
とりあえず自分は、箱根に2日間滞在しながら一度も温泉に入れなかったことを、温泉フットボーラーとして恥じてる最中。空き時間をデザインできず …
久道氏命名、希望の橋