クラブのアイデンティティー
8月10日(金)
夏休み中はスケジュールもイレギュラー。合宿もあるし、練習もOffが多くなり、時間も通常とは違ったり。
合宿と合宿の合間、そしてお盆休み突入前のこの日は、小学生の練習をまずはサクッと午前中に。
参加人数少ないだろうと思っていたら、ほぼみんな来たw
充実した、良い練習ができました。
日中での活動は避け、夕方からU-13のトレーニング。
グランドで開始前に自由に過ごしていたら、誰かが走ってグランドに入って来た。
え、誰だ、知らない人が入って来たぞ、しかも何かニコニコしてるんだけど
と思ってよく見たら、卒業生のリンタロウ(クラブ8期生)だった。
いつも言うけど、予告もなくこうしてふらっと来てくれるっていうのが、本当に嬉しいよね。
「スエルテ(今はもうロボスだけど)行こうかな」と思って自分でうちのスケジュールをチェックして、来てくれるわけだから。
彼は高校からイングランドに渡り、今も現地でプロを目指してチャレンジしてる。
夏休みで帰国中に、こうして来てくれたというわけです。
リンタありがとう!
車で迎えに来た彼のご両親やお姉ちゃんとも久し振りに再会できてたくさん話もできて、本当に本当に、嬉しかった。
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8月12日(日)
この日はイマイジーニョがU-13のトレーニングを担当。
2日前に来てくれたリンタもまた参加、さらに彼と同じ代のシュウト(クラブ8期生、現YSCC)そして2コ上、山ちゃん(6期生)も来てくれた。
卒業生が顔を出してくれることが、僕にとっては夏休みのプレゼント。わ〜嬉しい。
さらにさらに、スエルテ 元コーチ、オクヤマ氏も来てくれたよ!
リンタpresents、イングランド仕込みのトレーニングもやってもらった。
リンタを始め先輩たちがクラブに帰って来てくれて、この日初めて会う後輩たちのために、練習とゲームに混ざって真剣に取り組んでくれる。そんな姿を見て、心を持ってかれてる自分がいた。
サッカーに魔法の練習などは無い、とよくいうけれど、でも唯一魔法の練習があるのだとしたら、この日のような練習だと思う。先輩たちが、その姿勢とプレーで「大切なもの」を示してくれること。
前にも書いたけれど、クラブの色は、選手がつくる。それを継承して伝えてくれるのが、卒業生たち。
だからクラブのアイデンティティーというものがあるのだとしたら、それは「卒業生たち」そのものなのです。
最後、彼らから後輩たちへメッセージ。
みんなありがとう!また来てね。