不思議なゲーム
LOBØSと府中新町、不思議な対決が実現しちゃった
10月28日(日)
LOBØS・U-8 vs 府中新町FC
(スポーツフィールド戸塚)
昨年度から不定期でお手伝いをしている府中新町FCと、横浜の地でトレーニングマッチ。
両チームともに知ってる選手だから、何だか不思議な感じでした。
2年生は次週にレコスリーグがあり、その日は8名だけで行くので、今日はそこに行かないメンバー達での試合。本来ならば常に全員を呼んで同じ場で試合をさせたいけれど、時間や人数の問題もあるし、対戦相手との兼ね合いも含め、どうすれば「一番練習になるか」を考えてのこと。その辺、保護者の方々にはご理解頂ければと。
ピッチを2面つくって、1年生と2年生で同時進行。2年生の方は最近退院したばかりの(大丈夫かー)松永コーチに見てもらって、久保田は1年生のほうを。
徐々に徐々にゲーム慣れもしてくるのだろうけれど、1人で10人分くらい走ってボールに食いついて、相手にも最後まで食い下がろうとするような子もいれば、やはりまだ、ただその場にいるだけの子も半分くらいいる。目の前にボールが来てもそのままスルーとか、次の試合、休みたい人いる?と聞いたら喜んで何人も手をあげるとか(笑)
意地でも手を上げない子もいるんですけどね。
そんな感じで今年の1年生は例年に比べて目覚めもなかなか遅い。なのでこれからも毎回常に試行錯誤しなきゃなんだけれども、この日の最後のゲームに前に、少しだけ
彼ら彼女らに「サッカーをやるってことは」を伝えました。
「幼稚園の時からサッカーをやっていて、小学生になる時に『これからもサッカー続ける』って、自分で決めたんだろう?」
「幼稚園の時はまだサッカーしてなかったけど、1年生になって『サッカーやる』って、自分で決めたんだろう?」
「もし自分で決めても選んでもいなくて、ただ親に言われただけでやってるだけの気持ちなら、とてもじゃないけどサッカーなんて出来ないよ」
と
そのような内容のことを、大事なことなのでギャラリーにも聞こえるように、彼ら彼女らに問いただしながら伝えました。
まだ始まっていないのならば、今から始まればいい。まるで遅くない。
その始まりを、今にしようと思った。
その最後のゲームは、2-0で勝ち。
ほら、やれば出来るじゃないか!と褒めたけど、もちろんそれはこちらがガンガン焚きつけたからだし、あんな焚きつけを毎回やってたらこちらの心も持たないしその前にあの子達がもう、サッカー嫌いになっちゃう。
だからこちらに言われなくても、あの子達が「試合楽しい〜!ひょー」と自ら躍動してくれるようになるまで、手を変え品を変えながら接していかないといけないですね。
お疲れさまでした。
府中新町のみんなも、わざわざ横浜までありがとう!