季節が君たちだけを変える 〜 卒業生達との再会を経て
この写真、なんだかとても嬉しい。夢のような一枚だ。
10月30日(火)
『SUERTE juniors 横浜 〜 伸哉追悼・第2回 卒業生限定サッカー広場』
急逝したクラブ卒業生、伸哉を偲んで開催した卒業生限定サッカー広場、この日はその第2回目。
1回目の様子はこちら
2回目となる今回は平日ということもあってそんなに参加者いないかなと思っていたら、前回よりも多くの卒業生が参加してくれて。
そして伸哉のお母さんまでも、彼の写真と共に顔を出してくれました。
前回には参加できなかった子達や、保護者の方々も。みんな久々の再会なのだけれど、やっぱり変な壁もなく、すんなりと会話に入れる。あの自然な感じ、とっても懐かしかった。タイムスリップした気分で、夢見心地な自分がいた。
成長して帰ってきた卒業生達に会うと、いつも思うこと
彼ら彼女らは見た目も大人になり、背も大きくなり、声も変わり、そしてもちろん中身も、信じられないほどに成長して大人になってる。全て当たり前のことだけど。
でも自分は… 彼ら彼女らが卒業していって過ぎた年月の分だけ歳をとったけど、でも正直、自分自身の中身はあの頃のままで何も変わらず。風貌も中身もそのまんまで、何一つ進化してない気がする。
卒業生達との再会は、コーチとして一番嬉しい出来事。でも、どんどん成長していく彼ら彼女らを見て、自分だけが取り残されているような感覚にも、いつも陥ってしまう。不思議な感覚だ。
BOØWYの「季節が君だけを変える」という名曲があり
氷室さんが描いたこの曲は、変わっていく彼女に気づかず、いつのまにか自分だけが取り残されていたという歌詞なのだけれど、今の自分の気持ちは「季節が君たちだけを変える」という感じだ。
みんなはどんどん変わっていく。でも自分は何一つ成長してないよなって、いつも思っちゃう。
もちろん、良い意味での変化に会えて、とっても嬉しいほうのやつだけども。
でも、こういう想いに駆られることこそが「歳をとる」ってことなのかなぁ、なんて思ったり。きっとそうなんだろう。
何にせよ!あの子達の成長してる姿を目の当たりにできるのは嬉しいことです。
会いに来てくれる、愛すべき教え子達には感謝しかない。
そして思ったこと
もっと、当たり前のように会える機会を増やしたい。
伸哉の追悼という形でこの「卒業生限定サッカー広場」を10月に2回やったけれど、これで終わりにするのはもったいないよねと、皆が口にしていた。もちろん僕も同意見だし、むしろ僕が一番そう思ってる。卒業生達との再会が一番の幸せ、といつもブログやSNSなどに書くのだけれど、その気持ちは本当にその通りで、きっとこれからも変わらずのまま。
そんな自分の想いだけでなく、彼ら彼女らが帰って来られる場所、普通に集まれる場所をもう一度つくりたいなと、この2回のサッカー広場で大勢の卒業生や当時の保護者の方々と接して、強く思うようになった。
そんな想いを決定づけた『SUERTE juniors 横浜』の盛大な同窓会。
伸哉が集めてくれた機会。せっかくのこの機会を、これで終わりにもしたくない。
というわけで …
【卒業生達へ】
なので、これからもやることにした!とりあえず月に一度くらいの頻度で、月の終わりくらいにやる感じで日程を組んでいきます。そのたびにお知らせするから、みんな来てね!
当時の保護者の方々もぜひ集まって、昔話に花を咲かせ、彼ら彼女らの成長を見て驚きながらも、お互い楽しめる機会にしてもらえればと。
次回は11月30日(金)
19時〜スポセン
せめてこの場では、気を使って「ロボス…」なんて言わなくていい。
遠慮せず、みんな「スエルテ」のままで。
待ってるよ!