初試合 〜 SUERTE juniors 横浜が帰ってきた
11月30日(金)
SUERTE juniors 横浜・卒業生限定サッカー広場
先月に続いて開催。
卒業生、いや卒業生だけじゃなく途中でやめてしまった子達も
その当時の保護者の皆さんも
スエルテのことを好きと言ってくれて、当時よく遊びにきてくれたコーチ仲間達も
今のロボスになる前、SUERTE juniors 横浜に(その後の《スエルテ横浜》時代も含め)関わってくれた全ての人達がスエルテファミリー。
卒業生の悲しい事故で集まったことがきっかけで先月に2回サッカー広場をやって、これで終わりにするのではなく、どうせならこれからもファミリーで集まれる機会をつくりたい。月イチくらいのペースで定期的にやろうよいうことで、これからもずっとやっていこうと思ってます。
サッカー広場は、かつてのスエルテの名物だったからね。
今日は人数が少なかったけど、その分、たくさん喋って、たくさん笑って、たくさん遊んで、もちろんたくさんゲームして。
彼ら彼女らとの時間がこうして再び帰ってくることは、つい数ヶ月前までは想像もしていなかった。だから僕にとっては夢のような時間だ。
昔読んでいた名前を再び無意識に呼んでいる、それをふと自覚した時に感じる嬉しさと、懐かしさと、胸の奥が少しだけツーンとくる感じと。
皆、ボールの持ち方も昔のまま、ピッチで見せる佇まいも昔のまま。
でも、昔よりみんな巧くなってる。
うちから離れて飛び込んだそれぞれの場所でみんな自分なりに頑張ったんだろうなぁと、彼ら彼女らと会わなかった数年間を想像して、勝手に胸がいっぱいになる。
やっぱりサッカー広場は楽しい。こいつらとの時間が、最高に楽しい。
隣の半面を使用していたフットサルチームの人達が「よかったらゲームしてくれませんか?」と声をかけてくれた。「やる?どうする?」とみんなに聞いたら「やる」と言うので、急きょ、まさかの対外試合が始まった。
さっきまで見せていた遊びの中の笑顔から一転、真剣勝負モードの顔になってる。
何も言わなくても、一緒に何も練習してなくても、一瞬で皆が「わかってるよね」という共通モードに切り替えられる。頼もしい教え子達だ。
でもその中でも、楽しみながら戦ってる。時間が進むにつれ、笑顔も多くなってくる。
この感じ、やっぱり懐かしい。
アドリブ全開、閃きとドリブルを織り交ぜながら、でも要所要所の肝を外さないしたたかさ。
数年ぶりの試合でも、繋がる繋がる。
ボールを武器に、味方同士で連なり次々に湧き出て狭いとこを崩していくあの感じ。
もちろん全員がスルーパスを狙ってる。
そしてやっぱり実感したけど、こいつら言わなくてもめっちゃ守備する。ボールが命のサッカーが染みついてるから、ボールを奪われたら尋常じゃなく激しく奪い返しに行くあの感じ。
SUERTE juniors 横浜が、帰ってきた。
ゲームを観ながら、順番で休みにくる子達と「これ、スエルテ・トップチームの初試合だね」
と話してた。こんな狭いとこで、相手チームの名前も知らない、当然ユニフォームもない。そんな急きょ始まったイレギュラーなゲームだけど、でも、これをスエルテトップチームの初試合と位置づけよう… ゲームを観ていて、勝手にそう思えてきた。
そんな初試合、見事に快勝〜
声をかけてくれた対戦相手の方々、ステキな時間のプレゼントをありがとうございました。
とにかく、楽しく幸せな時間でした!
次回は12月20日。この日参加しなかった子達も、是非是非いっぱい来てね。
そしてゆくゆくは、本当にトップチームをつくってまたゲームしたい。あの頃やっていたとんでもないサッカーを、夢のあるサッカーを、もう一度蘇らせたい。
この歳になって、また夢が一つ増えてしまった。