自由時間て大事
小学校の頃、水泳の授業の時に最後10分間くらい必ず「自由時間」というのがあって、みんなでプールの中に入ってそれぞれ自由に泳いだり、ボール使って遊んだり、みんなで流れるプールつくったり。あの時間が、すごく楽しかった思い出があるんですよね。
サッカーの時間でも、あの楽しかった「自由時間」をつくりたい。本来ならば全て自由時間であれば最高だし、いずれそのような形を目指してはいるんだけど
(園児の時間はすでにそんな感じ)
この日は通常とは違い、低学年もスポセンでの練習。
練習開始時間前から、狭い半面スペースで入り乱れてゲームが始まる。来た人から徐々に入っていくから、だんだん人数が多くなる。クラブの卒業生達が創り上げてくれたこのカオスな感じが、僕は昔から大好きだ。
そして練習終了後(練習て言葉も使いたくないんだけども)には、プールの後の自由時間、ではなくサッカーの後の自由時間。
ゲームの続きをやる子、端で仲間とボール蹴る子、仲良しで集まって、ただただお喋りする子達。
一見ゆるい感じに見えるだろうけども、ゆるさがなくなったらクラブはおしまい。単なるレッスンの場所になってしまう。
楽しみがあるから来るし、仲間がいるから来るし、自分の居場所だと思っているから来る。
そんなコミュニティーとしての、クラブでありたい。
日常とは違うところにはジェットコースター的なワクワク感があり、Live前、照明が落ちる寸前のあの高揚感も、サッカーの時間でつくりだしたい。
年の瀬の、そんな一コマでした。