丘の上に立て 〜 6年生・卒業記念試合
3月21日(祝)
LOBØS・U-12『 6年生 卒業記念試合 』
(スポーツフィールド戸塚)
一昨年、昨年と同様、卒業記念試合の相手は厚木の Ling.FC依知さん。
大木さん、いつもありがとうございます。
サッカーはパッションのスポーツ。
自分の感情をさらけ出し、嬉しさも悔しさも表現して仲間と共有するもの。
技術も戦術も大事だけど、そのベースとなるものは感情。そこは避けて通れない。
それを隠したり、感情を露わにするのを恥ずかしがったり、必死になっている姿を見せるのをかっこ悪い、とか思ったり…ってもし思ってるなら、それ自体がすげぇかっこ悪いことだからなと、試合の後に彼らに伝えた。
最後だから、卒業記念のイベントだから、お茶を濁してそのままキラキラと気持ちよく終われれば良かったのかもしれないけれど、彼らはまたこの後もうちのジュニアユースに昇格してこのままうちでサッカーを続けてくれるので、今日でお別れでも何でもない。だから尚更一つの通過点として、これはちゃんと伝えておかなきゃいかんと思って。つまり、そういう内容の試合でした。
ロボスの「ロボ」って狼だぜ、リスでもラッコでもアルパカでもない。
ロボス・ラコリーニャスって、丘の上に一人で立つ狼、って意味なんだぜ。
親の手に守られてきた子ども時代はこの日で終わり。これからは、勇気を出して一人で丘に登るんだ。でも決して一人じゃない。同じように勇気を持って一歩を踏み出した仲間もいる。
その仲間とともに、サッカーで大人になっていく。
4月から、新しい自分の始まりだ。
過去何度も何度も「同じチーム」として一緒に試合をしてきた、Suerte東京の6年生たちと。
LOBØSの5年生たちと
選手たち誰も泣いてないのに、またすぐ会えるのに、一人だけ号泣してた人
(21歳女性/最近、雨女を卒業)
お疲れさん〜
そしてまた、4月からよろしく!