フットボーラーズモデル
8月2日(金)
ジュニアユース【 ロボス・ラコリーニャス 】
TRM vs エリース東京
(新横浜公園第一運動広場)
せめて気分だけでも涼もうかと… 笑
ずっと公式戦が続いていたから、何だか久しぶりな「練習試合」
選手達にも少し気を楽にして臨んでほしいし、せっかくだからいろんなことにチャレンジしてほしい。
この日の試合前、いつもより少し早く集合してもらって、選手達に「フットボーラーズモデル」を考えてもらうことを始めました。筆記用具持参。
いま流行りのゲームモデルやプレーモデルも大事だけど、それよりも優先する
「フットボーラーとして、こう在りたい」
「数年後こうなりたい」
「だから今、こうしたい」
「こんな自分でいたい」
というそれぞれのフットボーラーとしてのモデルを各自が明確に持ち、ノートに書く作業。
スマホもいいけれど、やっぱり「書く」という作業が脳に与える好影響は計り知れない。
「何があっても俺はこれだけは大事にしたい」とか
「こんな真似だけはしないぞ」など、
自分の中の最低限ラインを、抽象的なイメージではなく具体的な言葉として、各自が持つこと。
クラブのキャッチフレーズは「デザイン」
数年後をイメージし、そこから逆算して今をデザインする。
今こう在りたいから、自身の行動をデザインしていく。
フットボールをしていく上で、明確に意識をしながら過ごす「憲法」みたいなものだ。
もちろん、それは日が経つにつれ変わったっていい。むしろ成長とともに変わっていくべきものだとも思うし。
ゲームモデルは、チームで一緒につくるもの。
プレーモデルは、コーチが伝えながらぞれぞれ折り合いをつけて身につけていくもの。
しかしフットボーラーズモデルは、それぞれが悩み自問自答しながら、日々のフットボールライフの中で心に描き、最後は独りで決めるもの。
これからは、それぞれが頭と心に描いたそれぞれの「フットボーラーズモデル」に嘘をつかないようなプレーや行動を求めていくことになる。
新たな一歩が始まりました。
ところでこの日の試合は、最近なんとなく固定化し始めていたポジションを取っ払い、新たなチャレンジをたくさんしてもらうことを最優先してやりました。
やっぱり固定化ダメ。可能性を眠らせるだけなどころか、いま見えている可能性すら剥ぐことになる。
選手達に「フットボーラーズモデル」を求めるならば、僕らも自身で「コーチャーズモデル」を持ち、それに嘘のないように選手達に接していかないといけないですね。
というわけで
僕の「モデル」は、近々このブログに書いて可視化しようと思います。
エリース東京さん、初めての対戦でしたが、とても良いチームでした!良い出会いになりそうです。
北村さん、ありがとうございました。今後とも宜しくお願いします。