鋸南町に行ってきた
この街は合宿で何回も来ているから、とてもお世話になっているところだ。
普段、選手たちに
「フットボーラーは社会とつながっていないといけない」
「衝動で動け」
と言っているから、自分がまずはそれを実践しないと。
知り合いもいるし、本当に、ほぼ衝動で来てしまった。
鋸南保田インターを降りたら、急に世界が変わったよう。青い屋根(ブルーシート)の家がたくさん。思った以上に深刻。
人気スポットの「道の駅・保田小学校」は施設が破損し営業していなかったし、道には瓦礫とゴミの山が溢れ、家の修繕作業や瓦礫の除去の作業をされているお年寄りが多かった。
ようやく鋸南町のことは報道もされてきているけれど、それでもまだまだ少ない。そして、その報道だけではわからない現状がたくさん。やはり、来てみないとわからないことがたくさんあった。
何度も宿泊した「サンセットブリーズ保田」にもお邪魔し、わずかながら物資をお届け。
職員の皆さん総出で作業に当たっていて、ここでは、地域の皆さんに炊き出しも行なってるらしいです。
サンセットブリーズでは昨日から電気も通り始めたとのこと。
「今日からようやくみんなの顔が明るくなった」と話してくれました。
来週から営業再開できるよう、頑張ってるらしいです。
町を回って見て、そして話を聞いた感じでは、一番必要なのは作業に当たる人手なのかも。
それでも、サンセットブリーズ近くのスーパーにはほとんど何も商品置いていなかったし、入場制限もされていて行列もできていたから、リアルなところは正直まだわからないんだけど…
サッカーファミリーのみんな、南房総は何度も来てる人多いですよね。それぞれが出来ることで応援しましょう。