最後にベストマッチ。その要因
12月28日(土)
【 ロボス・ジュニアユース 】
U-14・U-13 TRM vs エストレーラFC
(常盤公園)
午前と午後、同じ会場で試合の一日。
まずは朝イチで、エストレーラFCさんとのトレーニングマッチ。
前のブログでも書いたように、ここ最近、彼らに特に強調している言葉をこの日も随時伝えながら。
公式戦よりも練習試合の方がよっぽど大事、だと。
練習試合は、こちらのことなどほぼ知らない相手が真剣に必死に対峙してきてくれる、リアリティーのある絶好の練習機会。
だから、練習する。勝負に拘る前提の中で、でも、チームで練習したいこと、自身の練習したいことをゲームの中で練習する。
だから、本当に大事。
こちらも、その前提で彼らに言葉を投げるし、コーチングもする。
練習試合での声がけは巧くさせるため。公式戦では、ほぼ「試合を動かす」ためのコーチングになるけれど。
公式戦では、現時点で身についているものを思う存分発揮してもらって、自由にプレーしてもらう。
この日のエストレーラ戦でも、そこは変わらずに「練習機会」としての時間。
ゆっくり繋げるのはもうわかった。後ろに下げて繋げるのもわかった。今はそこから次へ飛び出していくフェーズ。
逆を取って、相手の前に出る。味方が前を攻略して相手の背後を取る。局面で、複数で逆を取って崩していく。
そんな練習を。
練習の意図が見えない選手には「午後のU-13リーグとかマジでどうでもいいから、今、練習してくれ」
「午後の体力とか残さなくていいから。この試合の方が大事だから。今練習してくれ」と。
本気で言いました。
序盤から両チーム共に激しくボディーコンタクトに行くシーンが増えていたけれど、あえて笛を吹かず。なおさら熱くなるから、格好の練習機会になる。ちょっと演出しちゃいました。両チームの選手たちごめんね。
逆を取るテクニックとタイミング、前に出る速さ、駆け引き、勇気。またひとつ、少しだけ巧くなれました。
良い練習試合だった!
エストレーラさん、ありがとうございました。
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時間を空け、午後は公式戦・U-13リーグ。
今年、U-13リーグを何試合も戦ったけど、その中でもベストゲーム。
まぁ、負けたんだけどw
勝った試合よりも、この日の方が内容は本当に素晴らしかった。
8割ボールを握った。ボールを持って相手と対峙した時、ほぼ逆を取って前に出ることができた。
午前中に本気で「練習」をしたおかげだ。
ボールを横に動かし、ボールを守りながら、でも晒して相手を食いつかせて2人で逆を取る。
そんなアイデアも、時間が進むに連れてどんどん増えてきた。選手たちが自信を持ってボールを握り、勝つために、このサッカーで相手を上回っていくんだという拘りも、真剣勝負の中でこちらにヒシヒシと伝わってきた。
なにより、楽しそうだった。彼らにしかできないフットボールを魅せてくれた。
この日は派遣審判の方が来てくれて主審をしてくれて。やっぱりレフェリーのレベルが高いと、普段では流されるファールをちゃんと取ってくれるので、うちのような「ボールを持つ」チームにとってはとてもありがたい。主審の方のレベルが高かったことも、この日、うちの選手が伸び伸びとプレーできた一因だと思う。
そういえば
ある局面で、視線とタイミングで相手を騙して、ついでに主審の方をも騙し、うちの選手が出した騙しのパスが主審の方に当たってしまい、ドロップボールで再開、というシーンがあった。
レベルが高く、先を読んでポジショニングを取る主審のその読みを騙したわけで
これが、この日のうちのプレーを見事に象徴していると思う。
まぁ、、負けたんだけどw
(しつこい)
合流したU-12の面々も、大活躍。
年上のゲームに呼ぶ時は、経験を積むために呼んでるわけじゃない。俺がチームを勝たせるんだという心意気でやるんだと、彼らにはいつも言ってる。その通りのプレーを見せてくれた。
ということで
ジュニアユースの年内ラストマッチ、午前も午後も、とてもいい時間を過ごせました。
皆さんありがとうございました。
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