練習試合は公式戦よりも大事
12月14日(土)
U-13リーグ
(等々力第2サッカー場)
ボールを持ち堪えられずに負けた、という形容がふさわしい試合。
それでも前半はまだ良かったけれど、後半、彼らの中のスイッチが鈍り足も鈍り、アイデアも鈍っていき…というゲームでした。
まだまだ拘りが足りず、技術も足りず。
それを再認識させられたことが、このゲームをやった意義ですね。
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なんか良い写真
(画像は全て早貴コーチ撮影)
翌15日は
U-14・U-13で、交流のある伊勢原フォレストFCさんとのトレマッチ。
(東俣野中央公園)
U-14の面々は、日頃の技術、個人戦術、フットボールの捉え方、の再確認
U-13の面々は、昨夜の悔しいゲームからの(いろんな意味での)リカバリーと、それを踏まえて少しでも上積みをしたい。
その意味では、このタイミングでトレーニングマッチができて、とても良かったと思います。
伊勢原フォレストFCさん、山本さん、ありがとうございました。
躍動感!
ボールを持ちながら「歩く」
立ち姿も美しい
頭の中の繋がりを再確認できたゴール、後。
ボールを持ち、繋がり、受け渡しながらボールを動かし、相手の目、意識、注意を引きつけ、おびき寄せ、相手の目と心を揺らしていく。
やはりU-14のメンバーが入ると、一気にサッカーが変わりますね。この時期の「イッコ差」って大きいなぁ、と再認識。
ボールを握るのは、どこかで相手の背後を取るため。勝負は一瞬でいい。
その最終形をイメージしながらやらなくちゃいけないのだけど、ボールを繋ぐことが楽しく気持ち良くなり過ぎると、その最終形の目的をついつい忘れがちになってしまう。
この日もそんな一面が見え隠れしたけれど、それが目につくということは、裏を返せばそれだけボールを「握れる」ようになったということでもある。これは明らかな進歩。
途中から伊勢原さんがうまく対応してきて、こちらのやりたいことが少し難しくなってきた。
なのでこちらはポジショニングのことを強く修正しながら、ゲームを通じてもう一個進化するべく、貴重な時間を使うことができました。
これぞ練習ゲーム。本当に有意義な時間。
試合後に彼らにも言ったけれど、公式戦よりも、練習試合の方が大事だぞと。
この意味を、中学生の彼らにはぜひ頭と心で感じながら、日々のフットボールを探求していってほしいな。
良いゲームでした!
フットボーラーの始まり 〜 園児デビュー戦(動画もあるよ)
12月14日(土)
園児・デビュー戦
(横浜国立大学フットサル場)
川崎の三田SCさんをお迎えし、園児のデビュー戦。
先日1年生の試合に呼ばれた1人を除いて、全員が人生初の「試合」となったこの日。
時間はゆったりと流れ、雰囲気もよく、保護者の皆さんもノンビリと見守ってくれるスタンスでいてくれたので、あの子達にとっての人生初試合、きっと良い思い出に残るものになったんじゃないでしょうか。
まぁ、数年経てばきっと忘れてしまうんだろうけど…それでも、やっぱり「最初」ってとても大事。
その意味では、とても良いデビュー戦になったと思います。
みんな
いよいよ始まったフットボーラー人生、楽しみながら頑張ってこうぜ!
やっぱりこの人たち天才でしたw
初めての「お疲れハイタッチ」
「僕たちの初めての試合には、たくさんの人が応援しに来てくれたなぁ」
と、いつか思い出してほしい。だからこの日は幼稚園の先生達にも来てもらって。
(全員待ち合わせ時間に遅刻してきたけどw)
そんな先生達とも記念に。来てくれてありがとう!
タイミングはスピードを上回る
外足インサイドでのパスを受けた後、ボールを持ちながら歩く10番。
12月7日(土)
LOBØS Juniors U-12
レコスリーグ
(東京横浜ドイツ学園)
この日は小学校が登校日の子が多く、いつもとは違い限られたメンバーでのゲーム。
クラブの合言葉「少ないからこそスペシャル」
こんな日こそ、巧くなるチャンスでもある。その期待通り、雨の中、いつもとは違うポジションをやる子も多く、余計にプラスの面がたくさん出たゲーム。
試合を通して、それぞれがひとつ何かを巧くなれたんじゃないかな。
観ていても気持ちの良い、それぞれのパフォーマンスでした。
その一端、動画でもどうぞ。
と、こんな感じで味方同士繋がりながら。良きフットボール。
同時間、遠く町田では3年生が鶴川ブルファイトさんにお呼ばれしてトレーニングマッチ。PKを決めてドヤ顔で歩くけどゴールにテンションが上がってその夜に熱が上がり結局インフルだった人の動画をどうぞ 笑
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翌 12月8日(日)は
U-11・プレミアリーグ神奈川
(秦野市立秦野本町SC)
形式、レギュレーションに捉われない柔軟な姿勢の秦野本町SC・三浦さん。
こういう方とっても貴重です。何から何までこの日はお世話になりました。ありがとうございました。
この日もインフルエンザや用事やらで人数少なめ。
少ないからこそスペシャル効果を発動し「お、あいつがセンターバックでこんなにやれてる!」という発見もあれば、この日は、休んだ子達不在の影響が少し出て、あまり緩急のないゲームになってしまった感が多め。まぁ、こんな日もありますね。
とにかく、秦野の街並みと、雄大な富士山をバックにした牧歌的な雰囲気の校庭と、近くを流れる綺麗な川と、大山に見守られながらの良き時間だったのでした。
あと、熱々のオニオンスープの美味しさと。
ということで、動画でもどうぞ。
ドリブルを発火点、そして主体としたポゼッション。うちのStyleを言い表すとしたらこんな感じ。ドリブルで相手の目と意識を誘い、揺らし、最後はタイミングを図ってスルーパスで背後を取る。タイミング命のフットボール。タイミングはスピードを上回る。
これからも磨いていきます。
12歳のフットボーラーたちへ
LOBØS FOOTBALL CLUB
2020年度・ジュニアユース新入団選手募集中です。
言葉でプレーをDesign(デザイン)する
言葉を共有し、クラブの哲学を選手が創る
無限の自由を、プレーで表現する
そんな3年間を。
LØBOS(ロボス)で、必ず “本物のフットボーラー” に育てます。
クラブ3期生となる12歳のフットボーラー達との出会いを、待ってます。
まずは練習参加に来てみて下さい。
お待ちしております。
詳細はHPから
https://www.footballnavi.jp/lobos/
フットボーラーの入口へようこそ
ようやく本気を出したスーパースターw
12月1日(日)
LOBØS Juniors U-9・U-7
vs ミームサッカースクール
(下川入サッカー場)
厚木のミームサッカースクールさんに呼んで頂き、3年生と1年生で厚木の下川入サッカー場まで。
ミームサッカースクールの皆さん、佐藤さん、ありがとうございました。
あ、あと
別の試合でこの会場に来ていた、元スエルテコーチのザキヤマ氏にも偶然バッタリ!
ザキヤマ先生、元気そうでした。
さて、試合前に
下川入サッカー場といえばここ。すぐ横にある綺麗な川。
当然、遊ばずにはいられない人たち。
夏なら余裕で入れる!ここ大好き。
1年生たち、楽しそうにやってました。
前回の寒川での試合よりも、自信を持って自分から何かをし出す、という子が多かったな。
試合は自分からやったもん勝ち、その方が楽しい、楽しんだもん勝ちっていう感覚を、この年代から当たり前のように持ってもらえれば。
この日、一人だけ年長さんを呼んで。1年生のみならず2年生の試合に混ぜても余裕でやれるくらいだろうという能力の子。
彼にとっては人生で初の試合だけど、その初試合で、さっそく初ゴール。
このゴールだけでなく、結局彼だけで4点決めてた(驚)
最初の方は少し遠慮がちだったけど、波に乗ってからは能力爆発させてましたね。
彼だけでなく、うちの今の園児にはスーパーBoysが何人かいるので、これから折を見て1年生の試合にどんどん呼んでいこうかと思ってます。
いつも、練習ではなかなか混ざらず、ゲームを始めてもすぐに「お茶飲むw」と言ってずっと休憩してたり、砂に絵を描いていたり、虫を見つけてはジーっと見つめて研究を始めてしまうような彼女。でも、たまにやる気を出した瞬間ポテンシャルは半端ない、という逸材なんですが
この日、ついについに本気を出したぜ!
彼女が一番ボール追っかけてるんじゃないかと思えるくらいアグレッシブに追いかけて、ボールを持てばすいすいと相手を抜いていく。
彼女が勝手に眠らせていたその能力を、彼女自身がこの日ようやく解き放った。
いやー、最高でした。
この動画を観ても、みんないい感じで繋がってるでしょ。ちゃんと守備にも帰るし、味方の中で自然にやってるし。
この子達、かなり楽しみです。
さて3年生
僕は1年生の「世話」に重心を置いていたので、この日はいつも以上に彼らに任せながらの時間。
それも良かったのか、自分達で試合の準備をし、話し合いもして(うるさいくらいw)
ピッチ上では相手の特徴を感じながら、しっかり「フットボール」をやれる子が増えてきた。
後ろを任されたのならば、乗り気じゃなくてもちゃんとやる。
当たり前だけど、この年代ではまだ難しいそんな自制心を、今までふわふわしてたような子が見せてくれたり。
「大丈夫、◯番は俺がちゃんと見てるから」
なんていう声が聞こえるようになったもん。フットボーラーの入口に、ようやく立ったようだ。ようこそ!
彼ら彼女らにも、今後たくさんの刺激をぶつけながら、逞しいフットボーラーとなってもらえるようにしていければと思ってます。
たぶんいい感じにイケると思うな。
以下、ボールを奪ってから即座にボディーバランスを立て直し、囲まれた3人の間をすり抜け局面を一気に打開したスーパーフェノメノンを連写でどうぞ。
動画もあるよ
↓↓
試合後。綺麗な夕焼けと子ども達
選手の頭の中を「見られた」JY東京遠征
11月30日(土)
【 ジュニアユース 】ロボス・ラコリーニャス
東京遠征 vs ZION FC
(武蔵村山市総合第二グランド)
ジュニアユース東京遠征は、武蔵村山のZION FCさんとのトレーニングマッチ。
ZION(ザイオン)の代表を務める林さんとは以前に名古屋で行われた岩谷さんの勉強会で初めて会って、そこで意気投合して、その後も吉祥寺で夜中まで一緒に飲んだり。
指導者としてのスタンスや指導観も共感できる、素晴らしい指導者。経営者としても、僕なんかは足元にも及ばないほどに頭がキレる。
その林さんはこの日は不在だったけれど、とにかくZIONとは前からずっと一度やってみたいと思っていただけに、楽しみにしていた一戦だったのです。
こういう練習試合をもっとやりたい。いつでもやりたい。そう思える濃厚な時間だった。
神奈川では、こんな技術戦や頭脳戦がなかなかできないんだよな…
技術と闘争心はいつ出すべきか。頭をフル回転させて、心に自ら火をつける習慣づけ。噛み合う相手とのゲームだからこそ、良い面も悪い面も出た最高の練習試合。ある意味、公式戦より何倍も有意義な時間だ。
ZIONでコーチをされている井上さんは、うちのATHLETAユニフォームをアテンドしてくれた方。そして何より、セゾンFCで岩谷さんと一緒にコーチをされていた方。
そんな井上さんと、この日の試合前にたくさん話をさせて頂き、うちの選手たちに関しての悩みなども聞いてもらったり。
正直、自分なんかはまだまだとても及ばない「サッカーの見方、選手の見方」を持っている方。試合前と試合後に井上さんと話をたくさんできたこの時間だけでも、この日の試合は、やった甲斐が充分すぎるほどにあった気がする。
実は試合前、井上さんにうちの某選手の観察をお願いしたんです。
良くも悪くも「他とは違うセンス」が相当にあると思っている彼のプレーを観て、感じたことを率直に教えてほしい、と。
試合中、彼がボールを持つとZIONの選手たちが示し合わせたように2人で「いくぞ」とプレッシャーをかけに来ていた。いや、来てくれてた。
聞いていないからわからないけど、あれはたぶん井上さんが、選手たちに話してそう促してくれたんだと思う。彼の技術とセンスを観るために。
そして試合後に井上さんが話してくれたのは、あの彼の「頭の中」の話だった。
井上さん曰く
「彼の技術は明らかに周りの選手とは違う。それ以上に《見えてる世界》が違う」
そして
「彼の技術や観えてる世界が、彼以外の選手と明らかに違うことを彼自身がまだ自覚していないのでは」と。
はぁ… これは恥ずかしながら、自分にはまだ見えていない領域だった。目から鱗。
そう言われてみれば確かに。一番センスがあると思っている彼がゲーム中に起こす多くのミスや振る舞いの原因と、一気に話が繋がった。
「目に見えるものじゃなく、もっと選手の頭の中を見なあかん」
と岩谷さんに何回も何回も言われた。
だから自分も選手の頭の中を常に覗こうとしているのだけれど、正直、そのレベルがまだまだだったとこの日思い知らされた。
自分の頭の中のページが、ひとつめくれた感覚だった。
それほどに、井上さんの話は強烈でした。
僕には見えていなかった、うちの選手たちの長所も指摘してもらった。
これから少し変われそうだ。僕も、選手たちも。
ZION FCさん、井上さん、桑原さん、本当にありがとうございました!
ロボス・ジュニアユース 2020年度・新入団選手募集中です。
詳しくはHPから
https://www.footballnavi.jp/lobos/
環境とは(動画あり)
11月26日(火)
顔面泥だらけ。こんなの日常茶飯事だぜ
最近、ゴールの部品がなくなりまして(泣)
で、仕方なく一方のゴールはミニゴールを出して、2つくっつけてひとつのゴール、って感じやってるんですけど
「2つくっつけてあるけどコレあくまでもひとつの大きいゴールだから」
っていうのはあくまでも大人が勝手に見立てて設定してるだけの話で
園児の彼らからしてみたら「お、ゴールが2つくっついてる、じゃキーパー2人必要じゃん!」
てなるんですよね。
理由は「その方が勝てるから」と「キーパーやりたいからラッキー」と。
こんな(笑)
この純粋さと天然さをいつまでも邪魔しないように、こちらも接していかないとですね。
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11月26日(木)
この日は朝から雨。しかも寒い雨。
でも、練習は決行。
時代なのか何なのか「雨なら休む」みたいな子が最近は増えてきてるから、この日も「さて、何人来るかな」という感じ。
U-8は約半分が休み。うーん
そんな中、当たり前の様にきたキミタチ偉い!みんな、寒さに震えながらも楽しんでた。
U-8の最後のほう、自分らの練習開始を待つ5年生達が「俺も入ろうかな」って、自発的にゲームに混ざってくれた。
このオープンさとこの環境、控えめに言っても最高だ。
楽しそう!
5年に挑む2年。
昔はどんな大雨でも中止にせず、みんな泥んこになってサッカーしてた。むしろ雨のほうが好き、みたいな。
あの頃の子が、今はコーチとしてここにいてくれる奇跡。だからなおさら、そんなあの頃を、この日はちょっと思い出した。
グランドがぐちゃぐちゃなら、ドリブルがさらに生きる。本当に巧いかどうかは、雨の日にわかる。
前にも書いたけど、綺麗な人工芝だけで育った選手は、何か大切なものを失ってることが多い。
その「大切なもの」を、うちでは昔からずっと共有している。
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11月29日(金)
この日で辞めてしまう子を囲んで。
練習終了後は、しばし自由時間。
こういう縛りのない時間にこそ、個性も感性も磨かれるんですよね。