ロボスフットボールクラブ日報、週報、いや月報?季報?年報かも

横浜市で活動しているロボスフットボールクラブです。クラブのスローガンはSUSTAINABLE FOOTBALL。好きなサッカーを長い人生で、ずっと楽しんでもらえるように。横浜/保土ヶ谷/旭/戸塚

箪笥のような人

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4/3 〜 5(火水木)
新年度が始まる直前の三日間、オフを利用して大阪へ。

FOOT UNION JAPAN 主催「Iwatani Coaching Live」

世界で一番尊敬する岩谷さんの指導を、生で観させてもらってきました。

大阪・吹田市のクラブチーム「ASL吹田」U-15の選手達を、岩谷さんが三日間に渡り指導するという企画。

昼だけでなく、夜は食事しながら濃すぎるミーティングの三日間でした。

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改めて、味のある箪笥(タンス)のような人だなと。
その雰囲気だけで、強烈に人を惹きつける圧倒的なものがあり、なおかつ引き出しが豊富。
引き出しの中には、デザインされた数々の言葉と方法の服が詰まっていて

それを、この選手にはこう、この選手にはこう…と、手を替え品を替えながら、選手一人一人に「これを着るかどうかは君次第やで」というアプローチで接してく。

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選手の心に話しかけ、心をノックしながら、心を開かせて、心を掴んでく。

それが決して押しつけではないから、最終的には選手達が自分で選んで、自分で決めて、自分で解決そして成長への坂道を登っていく。それぞれが持つそのスイッチを、個別に見つけられる人なのだなぁと。

 

引き出しまくりマン。
教える、レッスンする、ではなく、やはり「引き出す」人。
その引き出しのバリエーションが半端なく豊富で、なおかつ心に染み入り、選手の心に火をつけさせるものばかり。

初日に見た選手達のプレーと3日目のプレーでは、まるで違うものになっていた。

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ジュニアユースも小学生も、6日から新年度の活動が始まる。
その前に本物中の本物の指導を見せつけられて、僕の心にも火がつきました。

大阪、行って本当によかった。

 

サッカー以外の時間、せっかく大阪に来たのだからということで街をたくさん歩いたけど、大阪、エキサイティングでカオスで、本当に楽しい街。

特に宿があった「福島」という街は、メインストリートから枝葉のように分かれている細い道に入ると、なんともお洒落なお店がたくさんあって。古さの中に控えめな新しさがあり、それが抜群の雰囲気を醸し出してる。

聞けば、街ぐるみでこういう街づくりを進めているらしいです。

東京でいえばどこだろう…と思ってみたけど、東京には、こんな街はたぶんないと思う。

大阪から二駅の 福島駅。皆さんも、今後チェックしてみてください。ホントお薦め。


岩谷さん、お世話になった皆さん、ありがとうございました!
そして川田さん、本当にお疲れ様でした…!

ASL吹田の選手達、そして川田さんの一年後を楽しみにしてます。

 

「この子達の明るい未来を想像して、そこへ持っていこうとすること」

 

「富士山でなくエベレストを目指さな。エベレストに挑戦して4000mくらいで挫折したとしても、日本一の富士山に登って喜んでいるやつらは下にいるんやから」