LOBØS LOGOS 〜 adlibler’s diary

変幻自在、自由自在に。横浜市で活動している、ロボスフットボールクラブのオフィシャルブログです。

U-12も開幕 〜 運は自分で引き寄せるもの

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4月21日(土)
U-12・レコスリーグ開幕戦
(東京横浜ドイツ学園)

レコスリーグは 先々週にU-8、先週にU-10 が開幕して、この日はU-12。

 

U-12のレギュレーションは、9人制で30分ハーフ。

いつでも決まり切った8人制、短かすぎる15分ハーフで行われるJFAリーグとは違い、ボールゲームの根本である「奇数で行うこと」(U-8は5人、U-10は7人)ができ、そして長い時間で行うことにより、ゲーム運び、駆け引きといった、フットボールに含まれる本来の楽しさや奥深さを、真剣勝負の場で体現しなければいけなくなる。

一試合ごとに、必ず成長できる。

短いゲームだと、イケイケドンドンで勝てちゃう。それに甘えてる指導者も多い。
普段の日常、彼らの当たり前が「それ」だから、大事なことに気づけないままに過ごすことになる…そんな人やチームが多い。もちろん、そうでない人もいるけれど。

今年度、うちがあえてJFAリーグを選ばずこちらのレコスリーグを選んだ大きな理由は、こういうことです。本来のフットボールがしたい。

 

今年度、うちの6年生は5名。なので常に5年生が混ざることになる。
だから6年生の単独で臨んでくる相手には分が悪いけれど、そこは「フットボールのやりよう」でなんとか差を詰め、詰めるだけでなく互角以上の勝負に持ち込みたい。
そんなやりくりと工夫こそが、選手を成長させるのだとも思うし。選手だけでなく指導者も成長する。

この日はさらに戦略として4年生も2人だけ呼び、彼らそれぞれの特徴を活かすようにゲームプランにハメ込み、そこで起こるであろう「作用」をチームで利用してゲームを有利に運ぶ、その方法をチーム全体で共有して…というやり方で臨みました。

その詳しくはもちろんここでは書かないけれど、フットボールというゲームが持つ側面を理解すること、そしてこちらの意図で「こと」を起こせばそこには必ず作用が働く、ということを理解してゲームに臨むことで、選手それぞれの特徴はバラバラでも、チームはきっと噛み合う。

フットボールとは、そういうもの。この日の彼ら彼女らが、まさに証明してくれた。

 

前半に失点し0-2。しかしこれは想定内。
前半から決してリズムは悪くなかったけれども運が向かずにスコアに表れなかったものが、後半は、こちらに運が向いてきた。
もちろん運というものは自分らで引き寄せるもので、ハーフタイムにうちだけ日陰に移ってエネルギーを充電し直し、共有するものを改めて再確認し、さらに相手やレフェリーの特徴をも加味して新たな対策も加えて後半に臨んだからこそ、運が向いてきたわけで。

 

4年生を呼んだ理由を少しだけネタあかしすると
この週、彼にはこの日の試合に向けて「頭おかしくなれ」「頭のネジを外せ」と言い続けてトレーニングさせてました。

彼が持つある特徴は、クラブで一番。
それをこの試合でどう活かしたのかは企業秘密だけれど、スタミナが切れるまでは、こちらの要求通りに頭のネジを外しまくって、存分に相手の歯車を外してくれてました。
彼がボールを持った時の僕からの指示は「頭のネジ30本外せ!」だけ(笑)

 

彼の頑張りだけが素晴らしいのではなく、それを皆が共有しつつ、機を見つけ利用し続けたこと、そしてもちろん、皆がそれぞれの場所と場面で、最後は自分の意思で決まりを破り、決断し、ことを起こしていく連続。そんなプレーが、あらゆる場所、あらゆる時間でずっと続いてた。

ピッチ内で起こりうることは全て偶然ではなく、気持ちの問題だけでもなく、因果応報、準備と対策とメンタルのリセットが相まって、自分らで起こせるもの。
それをあの子達が自分達の力で体感できただけでも、この日は試合をした価値があったね。

 

後半、一気にひっくり返し3-2。最後にまた追いつかれてしまって、3-3の引き分けで終了。

暑い中、初体験の30分ハーフ。だからこそ、前のブログにも書いたように
「勝つために全員出す」「全員出したからこそ勝てた」というミッションにチャレンジすることは必然だったし、実際にそうしながら皆で戦った。
結果、引き分けで勝つことはできなかったけれども、一人一人が「自分、なんか必要とされてるなぁ」という気持ちは、きっと抱いてくれたと思う。

そんな一体感を得られ、なおかつ、パッションだけでなくフットボーラーとしてのマインド、そして技術だけでなく頭もズル賢さも全て総動員してピッチ上で表現してくれた、素晴らしいゲームでした。

 

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これは3点目の瞬間


新年度の始まり、どのカテゴリーとも、まずまずのスタートが切れたようです。

それぞれの過去最高を更新し続けられるように。

最新の自分が、最高の自分だ。