ロボスフットボールクラブ日報、週報、いや月報?季報?年報かも

横浜市で活動しているロボスフットボールクラブです。クラブのスローガンはSUSTAINABLE FOOTBALL。好きなサッカーを長い人生で、ずっと楽しんでもらえるように。横浜/保土ヶ谷/旭/戸塚

クラブの一週間

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6月12日(火)久しぶりに保土ヶ谷公園で練習。

保土ヶ谷公園ラグビー場)

 

小学生は全カテゴリーが同時間に集まって、久しぶりに保土ヶ谷公園ラグビー場で練習。

画像を見てもわかるように、うちらが練習してるもう半面では、市内の某強豪高校サッカー部が練習してた。地域密着、共存共栄。何かいい光景でした。そのうちコラボできたらいいな。

 

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6月14日(木)

むせび泣く4歳男性を、カメラ向けられた途端に心配してみせた3歳男性。

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ゲームを楽しむ子達、ミニハードルを楽しむ子達。それぞれ選んでる。

この自由さが最高だぜ。

 

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6月15日(金)U-13トレーニング

チャンネルづくりに特化しての練習。

オフザボールの時に、何チャンネル持てるか。味方と繋がる方法とは。

 

梅雨の合間、雨の隙間を逃さず少しづつ進化してる、クラブの一週間でした。

 

シャロームスポーツセンター

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シャロームスポーツセンター

茨城県筑西市

 

6月13日(水)

スエルテ横浜・元コーチの川口くんが運営を始めた「シャロームスポーツセンター」に、弾丸日帰りで行ってきました。

ここ、広くて新しくてとっても素晴らしい施設。BBQもできるし、簡易プールもあったよ。

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クラブハウスもお洒落。

 

そして「シャロームスポーツセンター」として、ロボスフットボールクラブの「サポートカンパニー」にもなって頂きました。感謝…!これからもよろしくお願いします。

www.shalom-sc.com

 

この日なぜここに出かけたかというと、実はここを使ってあるイベントを企画していて、この日は、その最初の打ち合わせ。その内容はまだクローズだけど、必ず実現できるように、これから具体的に動いていかなければと、メラメラ燃えてます。

 

シャロームスポーツセンター、この夏休みもまだ空きはあるそうなので、大会や合宿等、皆さま是非ご利用下さいませ〜!雑魚寝でよければ、クラブハウス内で宿泊もできます。

 

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近くのブラジル料理屋「Bate Papo」で、美味しいハンバーガーご馳走になりました。

こんなにデッカいハンバーガー、初めて食べたよ!

 

 

 

 

サッカーとバンドの親和性。チームのコードに乗って弾け

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6月13日(水)
U-13・ラコリーニャスTR

 

この日の練習中、彼らの前でギターを弾きました。

別に中学生相手にLiveをしたいわけでもギターを聴かせたいわけでもなくて、コード進行の話をしたくて。

女王なんてクソ食らえ!と歌うセックス・ピストルズでも、バンド内でリズムも音程も合わせます。いくらアナーキーなギタリストでも、コードやリズムを無視して自由には弾かないわけです。そんなの当たり前だけど。

ギタリストってバンドの中では花形で、自由なイメージあるじゃないですか。でも当たり前だけど、どんなイカれたギタリストだって、コード進行通りに弾くわけです。

一見自由に見えるギターソロのところもそう。

例えばこの日僕が中学生の前で弾いたBOØWYの「ONLY YOU」という曲のギターソロのコードは
D → F → B → A
D → C → Fm → A
と続いていきます。ベースとドラムはずっとリズムとコードを刻んでくれていて、そのリズムとコードに乗っかった上で、そのギタリスト本人の個性やアレンジをしていく。

チームのコードからは、絶対に外れちゃいけないわけです。

自由の意味を履き違えるなよ、自分勝手と自由を間違えるなよ。
サッカーはバンドと一緒、あくまでも味方と合わせるチーム戦、その中で自分を出すものだぞというお話。


まぁでも、サッカーの練習中にコーチがギターを弾くのもうちくらいなもんだろうなぁ。
クラブ説明会で乃木坂46の話をするクラブも、間違いなくうちだけだろうし(笑)

真面目じゃなくてスミマセン。

さて、次は何の話をしようか ( ͡° ͜ʖ ͡°)

 

 

ハートはまだここにある 〜 1000人ロックフェス

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ライブハウス・グリーン牧場へようこそ!

《1000人ROCK FES.GUNMA》
2018.6.02 / 伊香保グリーン牧場(群馬県渋川市

 

今回のブログはサッカーとは全く関係ないものですが、どうかご容赦を。

でも「僕らのコーチはサッカーよりも大切にしてるものがあって、人生楽しんでるなぁ!」と、選手たちにも伝わったらいいなと。

というわけで、行ってきました。ギター抱えて伊香保まで。

1000-rock.com

 

昨年の模様がこちら。B.BLUE、Dreamin。


1000人ROCK FES.GUNMA - B・BLUE & DREAMIN'(Official Video)

 

昨年、参加できなかったことをずっと悔いてました。なので今年、念願叶って初参戦。この日のために、昨年からずっとギターを練習していたと言っても過言ではない。

BOØWY。言うまでもなく、日本ロック史に燦然と輝く伝説のバンド。活動期間わずか6年、人気絶頂の時に解散してしまったあの疾走感も含めて、青春時代の僕らは虜になった。

 

ヴォーカル、氷室京介

氷室さんが描く詞に出会ってしまったのは、自分がこれから大人になっていく時だった。

「自分の在り方」をつくっていくこの時期に氷室さんと出会ったことで、僕はその影響をストレートに受けたと思っている。30年経った今もまだ、それを引きずっているのは間違いない。

詞だけでなく、氷室さんの生き様、Style、言葉の端々が、全てにおいてカッコよかった。自分の中で「カッコいい」という言葉の基準にある人が、この氷室京介だった。それは今でも変わっていない。

 

クレイジーギター、布袋寅泰

これまでもこれからも、きっとこんなにカッコいいギタリストは出てこないだろう。BOØWYの美しいメロディはほぼ布袋さんが創り出し、彼のギターは瞬間に聴いただけで「あ、これ布袋さんのギターだ」とわかる。あれだけ踊りながら弾くギタリストもいないよね。

氷室さんは引退してしまったが、布袋さんはまだまだ現役。ライブがあれば、僕は必ず行っている。

 

BOØWYの象徴とも言える氷室さんと布袋さんが派手な部分を全て請け負って、それを後ろで力強く支えていた二人が、リズム隊の松井常松(Bass)高橋まこと(Drums)だ。

 

氷室京介布袋寅泰松井常松高橋まこと。この4人が揃ってこそ、BOØWY

東京ドームで行われた「LAST GIGS」から今年でちょうど30年。もうそんなに年月が経ってしまったけれど、僕らの中では全く色褪せない。むしろどんどん愛情が湧いてくる。

もう一度だけでいいから、たった一夜だけでもいいから再結集してほしいとは思うけれど、それは決して叶わない夢なのだということも、僕らはわかってる。

儚い。でもこの儚さこそ、僕らがあれだけ惹かれたカッコよさ、なのかもしれないけれど。

 

4人の再結集が叶わないのならば、せめて僕らは何度でも結集したい。BOØWYを語り継いでいくのは僕らBOØWYフリークの使命でもある。これはきっと、BOØWYを愛した全ての人に共通する想いなのだろう。だからこそ「1000人が集まって一斉にBOØWYの曲を演奏しよう」なんて、頭おかしい(褒め言葉!)企画が実現してしまうのだろうし。

 

氷室さんや布袋さんのライブ会場でもよく見かける光景なのだけれど、この日も、自分の子供を連れて、親子2代で参加しに来てる人がとても多かった。これも「語り継ぎたい」想いの表れなんだろうな。素敵で羨ましい光景。みんな、すごく楽しそうだった。

 

そんな、この日のクレイジー伊香保の様子を紹介するぜ!(氷室さん風)

 

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上には上がいたぜ

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会場到着。壮観

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Guitarist

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群馬美容専門学校・通称《GUNBI》の学生さんが、ボランティアでヘアメイクしてくれました。

なかなか恥ずかしかったけれど、せっかくの記念だし、僕もやってもらった。人にヘアメイクしてもらうのなんて人生初体験。しかも髪だけでなく、顔のメイクも。

髪を逆立て、アイシャドウもバッチリ。冥土の土産や!写真は絶対に見せない。墓場まで持っていく。

本番の頃にはもう、汗でメイクは落ちてたけどね。

 

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リハーサル

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リハを終え、本番を待つまでの間は露店で焼きそば食べたり、カキ氷も。

ここでもBGMはBOØWYが流れ、店員さんも歌いながら焼きそばを焼いている。幸せー


1000人ROCK FES.GUNMA 2018 〜 売店BGMもBOØWY

 

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羊さんスタンバイOK

 

いよいよ本番。

とってもとってもお恥ずかしい映像ですが、でも本人真剣です。笑う余裕もなく必死でした。どうか観てやって下さい(画像はよくない)

NO.NY、Only You、Dreamin


1000人ROCK FES.GUNMA 2018 〜 NO NY、ONLY YOU 、Dreamin

 

まだまだヘタです。それは認める。でもでも、最高に楽しかった!

愛するBOØWYの曲を1000人が一体となって演奏して、歌って、それに対し嬉しそうに踊ってくれたりコブシを上げたり一緒に歌ってくれる観客の人達もいて
そんなことを一瞬で感じたDreaminのサビの時、もう泣きそうになっちゃった。

あの瞬間に見た光景とあの時の感情は、きっと一生忘れない。

 

最後に

このイベントは渋川市青年会議所(JCI)の皆さんが地元を巻き込んで開催したものだったけれど、上にも書いたように、僕らにはBOØWYを語り継いでいかなければいけない使命がある。これ、伊香保だけでなく他の場所でもできるよな、いや、いっそのこと自分が企画して主催したい…!というとんでもない妄想を抱いた帰り道。

そして実はもう、実現へ向けて動き出してます。先駆者であるJCIの方々にも、近いうちに話を聞きに行こう。具体化したら、また改めて報告しますね。

 

生き甲斐は仕事を軽く超える。サッカーよりも大切なものを、見つけた日になった。

ハートは今ここにある。この歳になっても、ハートはまだまだここにあるんだ。

 

#世界で一番短いロックフェス
#世界最大のバンド

 

レコス2連戦

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ドイツ学園の窓にはワールドカップが。

 

6月9日(土)U-12レコスリーグ

(東京横浜ドイツ学園)

 

・・・と、思いきや

対戦相手が来ない… なんと、まさかの不戦勝。OMG!w

対戦相手の方、この日試合があることを忘れていたらしい(泣)

 

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ということで、CA横浜セレーラさんが急きょ練習試合を買って出てくれました。

この前、余ったオレンジジュースあげといて良かった!(笑)

セレーラのみんな、臼井さん、本当にありがとうございました。

 

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その後は空いたピッチを使って紅白戦。

 

長いサッカー人生、こんな日もあるよね。

 

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翌10日(日)は、U-10でレコスリーグ。

この日はちゃんと相手いました(良かった)

 

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この日の夕方、5年生の試合が町田であるため、そこに呼ばれている4年生以外の4年生を、このレコスリーグには招集。そのメンバーに、3年生全員を合わせてというメンバー構成で臨みました。

(結局夕方の試合は雨で中止になったのだけれど)

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普段は周りに引っ張られながらやる子達が、この日は自分達が3年生を引っ張らなきゃならない。

誰でも主役になれる環境をつくりだすのはこちらのミッションでもあるので、こういう機会は無駄にしたくない。だからいつもの試合よりも熱く熱く、コーチングしちゃいました。

 

頑張るとは思ってたけど、その予想以上に頑張ってた。試合経験も少なくこの日がレコスデビューの3年生数名はモジモジお人形さん状態になってたけど、そういう子の分も、4年生がやらなきゃいけない。そういうのも込み込みで、チームスポーツならではのこと。

 

一時は1-5とされたものの、試合終了間際にトントントーン!と連続ゴールで追い詰めて会場を盛り上げた。そんな熱いマインドと姿勢を見れただけでも、充分すぎるGood-Dayとなりました。

 

 

 

鬼木さんが帰ってきたよ

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6月8日(金)金曜練習

鬼木さんが帰ってきたよ!

 

長友佑都ガラタサライ/日本代表)の専属トレーナーとして請われ、昨年から活動の地をトルコに移した鬼木祐輔コーチ(フットボールスタイリスト)が一時帰国。

さっそく、金曜練習に顔を出してくれました。

 

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ということでフットボールスタイリング開始。

久々に見た彼は、また少し進化してた。主に「目的地の認識」をテーマにトレーニング。

 

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ロボスファミリー、オマ氏(明大中野八王子中)も駆けつけ参加。

 

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小学生の後は、U-13のトレーニングも。その前には、汗だくになりながらゲームにもガッツリ混ざってくれた。こういう本気を見せられる大人が、中学生にとっては何よりの見本となるんだよね。

 

この日は鬼木氏やオマ氏だけでなく、スペインでプロを目指す佐藤くん(21歳)アルゼンチンでプロを目指す鷲野くん(17歳!)も来てくれて。

本気の大人たち、ぶっ飛んだ大人たちに学ぶことは多い。見て、触れて、感じたことがそのまま刺激になる。いくら思春期真っ只中のToo shy shy boysでも、それくらいの感受性は、きっと持っているだろうし。

 

その後のメシも含めて、とっても嬉しい時間でした。

鬼木さんまた来てねー。

 

 

 

大切なことを教えてくれるのは

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最近、卒業生の早貴がよく練習に来てくれる。
昨年の低学年合宿も手伝いに来てくれたり、こうしてまた普段の練習にも来てくれたり。

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彼女に限らず、卒業生たちがこうして帰って来てくれるというのは自分にとって一番嬉しいことだし、クラブにとっても、彼ら彼女らが帰ってくる、そんな場所を維持し続けていくことが、まず最優先のミッションなのだとも思う。

 

自分の教え子に子ども達のゲームを任せ、自分は掃除をしながらその光景を眺めている。
なんて幸せな瞬間なんだろうと思う。

 

彼女の代(クラブ6期生)は、目に見える結果という意味では一番「結果を残した」代だったけれど、今思えば、あれほどのポテンシャルがあった子達だったのだから、今の自分ならばさらに良い思いをさせてあげられたとも思うし、逆にまだまだ青すぎた未熟な自分だったからこそ、あの子達の個性やナチュラルさを削らずにいられたのかなとも思う。

結局、パラレルワールドのことは分からないっすね。

「最新の自分が最高の自分」だから。あの頃はあれが自身の最高だたったし、あれ以上のアプローチはきっとできなかった。

、、、と、思うことにしよう。

 

高学年のゲームに混ざった彼女は、左足での見事なシュートを何本も放つ。うちにいた頃は、左足なんて赤ちゃんそのものだったのに。

進学した湘南学院高で、レギュラーとして全日本高校女子サッカー選手権やインターハイにも出場した。2014年のインターハイでは全国3位にもなった。湘南学院では左サイドをやることが多かったから、きっと苦手な左足をたくさんたくさん練習したんだろう。それを想像しただけで、単純なおじさんはついつい泣きそうになってしまう。ホウキ片手に。

 

先輩が後輩たちに混ざって、ゲームの中で、言葉以上にそのプレーで「大切なもの」「大切なこと」を伝える。
それがクラブの伝統になっていくのだろうし、クラブの血、クラブの色にもなっていくんだろう。

 

そして技術的なこと以上に、彼女が小学生時代からずっと変わらないこと。それはとにかく
「楽しそうにプレーしてる」ってとこ。ゲーム中、アイツはしょっちゅう笑ってる。

結局一番真似してほしいところ、つまり一番大切なことって、こういうところなんだよね。
そんな姿を僕にも見せてくれるから、日々の練習や試合に追われ過ぎて、つい忘れかけてしまう大切なものを、思い出させてくれる存在でもある。

 

大切なことは、先輩が全て教えてくれる。
大切なことは、教え子が全て教えてくれる。

そういうクラブにしていきたい。

 

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