【松永レポ】U-11合宿 Day2
U-11 夏合宿
写真で振り返ろうシリーズ2日目
昨日から継続して「フットボールを知る」ということに取り組みました。
当たり前を当たり前に普通にできるように。
というかその前にピッチの中や、ピッチの外でもこういうことがが当たり前なんだと感じるところから。
昨日より今日、今日より明日。
ひとつひとつ積み重ねの日々です。
当たり前を磨く。
試合の合間に練習もたくさんしました。
沢山のコト、モノをいろんな角度から、頭の中で想像して妄想して、練習する。
本気でやる。
リアリティを持ってやる。
一通り試合が終わった最後は参加チームをミックスし、合同チームを作り各自コミュニケーションをとり沢山のチームの選手と交流していました。
夜はグラウンドでBBQ
夜のミーティングでは今回合宿にも参加してくれてる、
OGのサキの経験を久保田氏が紹介して、当たり前を当たり前にやれることがどれだけ大事か。
苦手なことを必死に練習すれば、いずれそれが長所になる。
明日は最終日。
試合が2試合ありますー
今日より明日。一つ一つ。
ではまた〜
本当のフェアプレーとは 〜 2年生・レコスリーグ
7月15日(日)
2年生・レコスリーグ
(東京横浜ドイツ学園)
レコスリーグのU-8カテゴリーは審判なしのセルフジャッジ形式。
お互いフェアプレーの精神でやりましょう、という素晴らしい試みだと思う。
2年前
今の4年生達が2年生の時、試合中に相手のボールを奪ったうちのアッキーがその後自らプレー止め「足を引っ掛けちゃった」と正直にファールを申告し、相手にボールを渡したというシーンが。
その行為を評価されて、年間を通しての「最優秀フェアプレー賞」を受賞しました。
2年後
今のうちの2年生達、なかなか強気の子が多いので、今シーズンが開幕した当初の試合では、相手のファールとかハンドに対して
「ハンド!ハンド!PKPK!うぇーい」って感じで自分達に有利なセルフジャッジをしてしまうケースが何回かあり。正直、それは見ていて気持ちいいものではないし、本来の趣旨からは外れてる。なのでその後そこは強く諭し、相手へのファールアピールは一切しないこと。自分達がファールをしたり、ボールがラインを割った時は正直に申告して相手にボールを渡そう、という約束をしました。それがほんとうのフェアプレーだからと。もちろん、普段の練習から。
それ以来、皆その約束をしっかり守ってやってます。
この日の試合も、ボールが明らかに1mくらい出ても「出てない出てない!」と言い張ってそのままプレーを続ける相手チームの子、それに対し何も対処しない相手ベンチ。ハーフタイムにいくらでも諭すことはできただろうに、後半が始まっても何ら変わっていなかった。むしろさらに増した。
裏拳や肘打ちでうちの選手の顔を殴って泣かしても、ベンチは知らん顔。しかしうちのファールには激しく声を荒げて、たかだか7〜8歳の子供をベンチから大声で威嚇する。こういう人が、横浜の地で「指導者」を名乗ってます。いい歳をたっぷりとった、大人なのだけれど。
そんな中で、うちの選手達は文句も言わず、よく頑張りました。言いたいこともたくさんあっただろうけど。
だから、子供を守るのは僕の仕事。
と、いうわけで
その後に僕がどんな言動をとったか…は、皆さんが想像して下さいw
あそこまでやったのは初めてだよもう。
試合後の恒例、お疲れハイタッチ
ドイツ学園のEmilさんが、特別に水遊びさせてくれましたー
試合のストレスを吹き飛ばし、忘れ去って、はい、今日はおしまい。
理不尽で卑劣な大人に対し黙っているのは性分に合わない。そこで場を考えて押し黙る、グッと我慢するという甲斐性は、残念ながら昔から持ち合わせてない。こういう気質は間違いなく、今はもう亡くなった父、高校時代の社会の先生、そして接してきた音楽から受け取ったものだと思う。
それでたくさん損もしてきたけど、そんな自分で良かったとも思ってる。理不尽は許したくない。守るものは徹底して守るし、許せないものに対しては抗いたい。そんな姿を、子供達にも見せていきたい。
そしてあの人のような下品な大人達から「フットボールそのもの」を守らないといけないとも、僕は勝手ながらに思ってます。
子ども達に頼る。卒業生にもバリバリ頼る!
7月10日(火)
早くも真夏。朝からうだるような暑さで頭も身体もふやけて溶けそう。
正直、一生懸命頑張ってスポーツやるとか以前の問題。もはや亜熱帯気候となった日本の真夏の昼間は、炎天下でスポーツやっちゃいけません。頑張ったら倒れて死んじゃう。
ということで、園児は自由参加でのんびりゲームやりながら、合間はほぼ水遊びターイム!
こんな感じ
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7月12日(木)
前日からどうも頭痛が続き、夜になったら止まらなくなって眠れないほどの痛さ。顔もどんどん熱くなって、あぁ、これ完全に熱中症からくる頭痛と発熱やと思い保冷剤で冷やしながら、でも寝れないのでそのおかげでW杯の準決勝、クロアチア 対 イングランド をリアルタイムでバッチリ観れたw
クロアチア、勝ってよかった!クロアチアについては思い入れがありすぎる程にあるので、決勝戦が終わってから、たっぷりと書きますね。
熱中症の話からいきなりクロアチアの話へと脱線してしまったけれど、とにかくそんなわけで、この日は朝から頭痛と高熱、ふたつセットで冒されていたので頭グラグラ、身体ふらふら。
こういう時は、素直に「子ども達に頼る」ことにしてます。無理しても仕方がない。なので園児のみんなに、自分の体調のことを正直に話しました。
「そんなんだから、今日、みんなに任せていい?」って聞けばどうなるか …
そう、みんな「よしきた任せろ」とばかりに「大丈夫!コーチは寝てていいよ」とか言ってくれて、メッチャ張り切ってやってくれるんです。これ、いつもそう。
頼もしく逞しい、愛すべき子たちだよホントに…(感謝)
そんなわけで、コーチ役はこの方(5歳女性)
すげぇ嬉しそうにやってたw
思い返せばこの子、サッカーに入って来た年中さんの最初の頃は
「ママがいない〜」「ママがいないと無理〜」と泣いてしまってほとんどサッカーはやらずずっとベンチで泣いていて、泣き疲れてそのままスヤスヤ眠ってしまうほどだったのだけれど…
(その寝顔に癒されてた私)
それが今ではすっかりベテランの風情を醸し出し、ベテランを超えてもはやお局さま。男どもを完全に尻に敷いて、園児クラスのサッカーをほぼ仕切ってますw
変われば変わるもんだね(嬉)そして運動神経もサッカーセンスも、実は半端ないというw
立ち方まで似せてきてる(笑)(足クロス)
とにかく!
大人が大人ぶらず、格好つけず、たまには子ども達に頼りましょう、きっと違った一面が見れるよ!
という好例だったのでした。
やっぱり園児はゴイスーです。
その後のU-8、U-10、U-12のトレーニングでも、ほぼそんな感じ。しかもこの日はいきなりふらっと卒業生のサキも来てくれて。正直、メッチャ助かった (^ ^)
U-12の練習中、ベンチに座ってダルそうにしてたら「コーチ、もう帰っていいよ」とアイツに半切れ気味に言われたw
もちろん帰りはしなかったけど、嬉しかった。持つべきものは、頼もしい教え子ですな。
最後に体調の話ですが
頭痛があまりにも我慢できなかったので、近くの薬局で「ロキソニンプレミアム」を買いました。
薬剤師のオバちゃんに「このロキソニン、普通のロキソニンよりも効き目は相当高いの。だからプレミアムなの。だから、そのぶん6回分しか入ってないし値段は倍なのよ!」と嬉しそうに言われたんだけど、飲んだら本当にあっさり頭痛は収まった。
ロキソニンおそるべし。プレミアムがおそるべし。
皆さん、熱中症には気をつけましょう。
不揃いこその調和 〜 U-11・ボアソルチカップ
7月8日(日)U-11・ボアソルチカップ
(こどもの国 総合グランド)
昔からずっとお世話になっているFCボアソルチさん主催のボアソルチカップに、4.5年生で参加。
この日はU-10のレコスリーグもあったのだけれど、レコスは3年生(プラス、午前しか都合がつかない4年生1名も)に任せ、来られる4年生は全て、こっちのボアソルチカップへと招集。
今夏の合宿は「U-11」として4.5年生で行くし、しかも大会合宿。これを機に、戦術的タスクとそれに伴う個人戦術の落とし込みを始めたいと思ってて。この日のボアソルチカップを、その導入として活用しようと思っての企みだったのです。
この日集まったのは、5年生6名、4年生7名の計13名。
試合は7人制のレギュレーション。だから、前後半でほぼ総取っ替え。もしそれでアンバランスになる(前半だけ良くて後半ガタ落ちとか)ならば、それは日頃のトレーニングが至らない証。一部の「上手くてやれる」数名だけに頼ってるということがあからさまになるということ。
でも、たぶんそうはならないと思ってました。
それぞれの個性と長所と短所は僕もわかってるし本人同士もよくわかっているので、それを上手く組み合わせてあげて相互作用と相乗効果が起こるようにしてあげれば、必ず上手くいくだろうという確信もあった。
皆で一つのチーム。ピッチにいてもベンチにいても、チームの一員。
ピッチにいれば全力を尽くすし、ベンチにいる時は、外からやれることをやる。
躍動!
繋がること。仲間との連帯。
7人制は、11人制へと繋げやすい。サッカーは奇数でやるべき。日本中に蔓延る8人制はおかしい、やめるべきって思ってるし、以前からずっと公言もしてる。
(ちなみにレコスリーグは全て奇数だよ)
だからこの日は、戦略を考えるこちらとしても、非常に楽しかった!
7人制なので3-2-1と2-3-1を併用しながら、2人か3人ずつのセットを考え、どう組み合わせてあげれば一番上手くいくか、ということを毎試合ずつ微妙に替えながらの4試合でした。
トーナメント戦。一回戦で惜しくも0-1で敗れ、その後の敗者トーナメントで2連勝し、最後の敗者トーナメント決勝戦で、惜しくも0-2で敗れてしまった。
けれど前半と後半でチーム力が激変することはほとんどなく、前半と後半でそれぞれ違う色を見せながら、中身は濃く、技術的にも戦略的にも、そして共有する大切な「マインド」の部分も、これまでとは一味違う表情を見せられた、充実した4試合だったのではないかと。
チーム単位で話すのはあまり好きではないけれど、月並みな言い方をすれば「底上げ」が思った以上にできてるなと。前後半で総取っ替えしてもレベルがほぼ変わらず(時には上がり)しかも違う顔を見せられる。前半と後半でタイプが違うユニットを送り出してるから、同じチームなのだけど、まるで違う崩し方を披露できたりとか。
ロボスだからこういうサッカーとか、こういうスタイルとか、になってしまうのが一番イヤ。選手のタイプはそれぞれ違うのに、なぜ同じスタイルにする必要があるのか。それぞれのタイプを考慮して、一番最適な作用が起こるようにして、副作用がなるべく少なく済むようなセットを考えれば、おのずと多種多様なスタイルになるはず。
明治神宮のような「不作為に見えて、作為的な調和」「不揃いこその美しい調和」が理想なのだけれど、その理想の一端を、彼らが少し手にし始めたところかもしれません。結果的に、どこにもないスタイルが出来上がる。
そんなことを感じた、猛暑の一日でした。おつかれさん!
暑い中での応援ありがとう、またよろしくね、お疲れっすハイタッチ
不揃いの美学。
この夏に、もっともっと進化しよう。飛躍するぞ。
再び、シャロームスポーツセンターへ
7月7日(土)シャロームスポーツセンターにて
元・スエルテコーチの 川口くんが運営する シャロームスポーツセンター。
先月も一度お邪魔しました。
↓↓
シャロームスポーツセンター - LOBØS LOGOS 〜 adlibler’s diary
その時は、ここを使って企画してる某イベントの打ち合わせとして訪れたのだけれど、今回は、サッカークリニックの講師としてお呼ばれ。
2年生のレコスリーグは松永コーチと大島コーチにお任せし、シャロームサッカースクールの子ども達と、たっぷり楽しんできました。
テーマは「遊び半分でやることの大切さ」
遊び半分て言葉、ぱっと見の印象ではネガティブな響きにも聞こえるけど、サッカーをPlayする上では、格好の言葉なのではと思ってます。
サッカーは所詮遊び。遊び心をふんだんに持ってもらいたい。でも、言い換えれば「半分しか遊べない」
だとしたら、もう半分のところには何が入る…?というところを、あくまでも楽しさ要素を外れないようにしながら、子ども達とたっぷりフットボールしてきました。
シャロームSCの子達、本当にみんな純粋で、なかなか新鮮でした。楽しかったぜ!
終わった後はBBQしたり
水遊びで白熱したり
この日出会ったAmigo!コスタ・ケラーさん (^-^)v
シャロームスポーツセンター、すでに地域の子ども達の「居場所」になっている感がとても感じられて、何もしなくてもずっとそこにいられるような、居心地の良さを感じられる場所です。
今度は、うちの選手を連れて行きたいなって思ったのでした。
〈シャロームスポーツセンター〉
クラブハウス完備、ハイブリッド人工芝、簡易プールもあり、BBQもできます。
試合でも練習でも、大会でも合宿でも … 皆さん、是非ご利用下さいヽ(^o^)
【松永レポ】七夕の再会 〜2年生レコスリーグ&U-13トレ
7/7(土)2年生 レコスリーグ
(ドイツ学園)
七夕~
2年生のレコスリーグでした。
Aチーム、Bチーム共に2試合ずつ。
両チーム共に2試合目の方がよく、1日の中で成長していった日でした。
色んな意味で備えておける選手が増えてきました。
味方のパスを受ける為に自分を備えておける。
攻撃しながら守備に備えておける。
ボールを持ってない時の意識が良くなってきました。
Bチームの2試合目は白熱した展開。
攻め込まれる展開が多くありながらも、アグレッシブにボールを攻めにいき、何度も攻撃に繋げチャンスを作ることが出来ていました。
こうやって日々できることを増やしていき、昨日より今日。
1試合目より2試合目の方がよくなるように。
七夕の短冊に書いた願い事はそういう積み重ねで叶うのかもしれませんね。
お疲れハイタッチ
その後はU-13 ラコリーニャスのトレーニング。
自分が担当するのは今年度初めて。
こんな感じで風船使ったトレーニングなんかもしました。
風強くて飛んでいきそうになったけどセーフ笑
そういえば、U-13の選手の中に自分が前にコーチしてたクラブの選手が3人いるのですが、その子達の事は4年生まで関わってて、またこうして再会し、こうして一緒にサッカーできる時間が凄く楽しかったです。
昔の思い出話とかもして、ほんと楽しかったな~。
織姫と彦星のように7/7に再会出来ましたとさ。