ロボスフットボールクラブ日報、週報、いや月報?季報?年報かも

横浜市で活動しているロボスフットボールクラブです。クラブのスローガンはSUSTAINABLE FOOTBALL。好きなサッカーを長い人生で、ずっと楽しんでもらえるように。横浜/保土ヶ谷/旭/戸塚

今年度最高の試合 〜 プレミアリーグ参入戦

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3月21日(祝)LOBØS・U-10

プレミアリーグ神奈川2019・参入トーナメント』

川崎市立小田小学校)

 

新年度からうちも参戦することになった、プレミアリーグ神奈川。

新規参入チームは4部スタートなのだけれど、この日の1dayトーナメントの勝者は3部からのスタートねという、なかなかな舞台設定のトーナメント。

しかも1回戦の相手が、昔から数々の試合でバチバチに真剣勝負を繰り返してきた、強豪・ダビデFCと。ダビデとやるのは久しぶりだし、練習試合以外では一回も勝ったことないし、ダビデのジュニアユース、エスペランサFCにはうちのOBがたくさんお世話になっている縁もあるしで、今日は本当に楽しみな一戦だったのです。

 

・・・

と思ったら

 

会場に着いたとほぼ同時くらいに

「会場が取れてなかったので急きょ会場を変更します」という連絡がw

電車で来る子ども達ともちょうどそのタイミングで合流できたし、変更会場もすぐ近くだったので良かったけど、いきなりのアクシデントからのスタート。

 

新たな会場、狭い!ほぼ正方形…w

でもこれ見て、逆にチャンスかも、と。この狭さならピッチ上のほぼ全てで局地戦になるし、ボールのあるところでの勝負が続くなら、うちにもかなり勝機はあるなと。

急な会場変更が、うちにとっては有利に働く気がしてきた試合前。

 

「ピッチ上の全てがシュートレンジ。今日は全てが見せ場。局地戦で勝てば即ゴールにまで結びつけられるし、逆に局地戦で負ければ失点する。最高にヒリヒリする勝負になるから、ショータイムのつもりで真剣勝負を楽しんでこい」と。


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1回戦 vs ダビデFC

 

予想通り、バッチバチの局地戦。そしてヒリヒリする展開の連続。

ここ一年の成長ぶりから、かなりやれるという確信はあったけれど、その想定以上に、うちの子達は戦ってた。いつものスロースタートは影を潜め、最初から、真っ向勝負を楽しんでましたね。

 

前半は0-0。後半も一進一退だけどチャンスは多く作り出してきてる。さらにちょっとミスマッチだったところを配置転換して、なおさらうちの子達の技術とアドリブとマインドがリンクして来て、残り5分くらいのところでついにゴールが生まれた。

 

youtu.be

 

相手の10番をうちの14レフティーが弾き飛ばしてボールを奪い、そこから左サイドへ。

サイドに出てから水を得た魚のように輝きだしたドリブラーがラボバと内足加速でサイドをエグって切り裂いて、最後は後半から途中出場した彼が押し込んだ。

動画撮ってる松永コーチ、興奮して変な声出してるw

 

全員の想いが詰まったスーパーゴール。しかも決めたのが彼だったというのが…

詳しくは書かないけれど、事情を知っている人なら誰もが感極まる、なんとも言えない神様からのプレゼント。

 

その後ダビデの猛攻を受けるも何とか凌ぎ、1-0という、らしくないスコアで勝ちきったのでした。

あいつら調子いいし生意気だからあんまり褒めたくないけど、でも本当に、この試合はただただ、ただただ素晴らしかった。

その思いをそのまま、試合後に彼らにもぶつけました。今年度最高の試合が観れた。いや、ここ数年で最高かもしれない。

 

この後は準決勝、そして決勝。

しかし…夕方から別会場で6年生の「卒業記念試合」があるため、僕と早貴コーチはここで先にサヨナラ。

みんな「えー!」って言ってたけど、でも

「確かにこの後の準決勝も決勝も大事な試合だけど、でも、卒業記念試合の方が3000倍大事じゃん」

と言ったら、みんなも「確かに」と。

「目先の勝負よりも、もっと大事にしなきゃいけないことがある、というクラブだからこそ、みんなのような楽しいサッカーもできるんだぜ」と、最後はほぼ手前ミソの強引な説得で振り切りましたw

 

その後の準決勝と決勝は、松永コーチと金崎さんに任せ。

ということで

その後の準決勝、そして決勝戦の模様は、きっと松永コーチが素早くレポートしてくれるはずです

(おそらく)