ロボスフットボールクラブ日報、週報、いや月報?季報?年報かも

横浜市で活動しているロボスフットボールクラブです。クラブのスローガンはSUSTAINABLE FOOTBALL。好きなサッカーを長い人生で、ずっと楽しんでもらえるように。横浜/保土ヶ谷/旭/戸塚

彼らの選択。忘れられない誕生日

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恥ずかしながら、My Birthday。こんなメッセージもThanks

(生命線が短い…)

 

12月23日(天皇&俺の誕生日)

U-10・U-12 レコスリーグ

(スポーツジャングル10)

 

レコスリーグだけどいつものドイツ学園ではなくこの場所で。

U-10の後にU-12、立て続けに2試合。そんなスケジュールでした。


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U-10

先制した1点目は、今年一番じゃないかと思えるくらいの綺麗な繋ぎと崩しから。

左足でのシュートもビューティフル。

しかし逆転されて結局負けたのだけれど、ボールを終始握り、握りすぎて少し戸惑う部分が空回りしてカウンターを食らう形が多かったので、これも成長過程でぶつかる壁。だから自分的には、けっこう収穫の多いゲームでした。2点目の崩しもまた見事で、負けたけど、やっぱりなんだか不思議なゲームだったというか…

 

この後に試合を控えるU-12の面々が、ピッチ脇でU-10を応援し、指示まで出してくれてる。この光景も、なんだか嬉しくて。

リードされた後半、ひと通りのメンバーチェンジをした後に思わず「あと何か、良い策あるかな」と彼らに聞いたら「ゆうじを真ん中にしたほうがいい」と、ある6年生が。

選手の方が見えてる、わかってることの方が多い。だからそのアイデアを即採用させてもらって、その通りに配置転換の指示を出した。

そして、真ん中にポジションを移したゆうじからのスルーパスで、2点目が入った。

選手と一緒に、しかも上級生たちの力を借りて獲ったゴール。こういうのが、とても嬉しい。


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U-12

こちらも負けたけど、やはり、観ていて気持ちの良い試合だった。

特に画像、ドリブルをしようとしてる彼の「試合を捨てない、諦めない」という姿。彼のここまでの姿を見たのも初めてじゃないかと思えるくらい、涙が出そうになるほどに胸に来た。

そういえば先ほどの配置転換の意見をくれたのも、彼だった。

 

いい男になった。サッカーとか試合とか勝ち負けとかを通り越して、ただただそう思える彼のカッコいい姿が、試合中ずっとこちらに伝わってきてた。本当に嬉しかった。

 

もう一つ

秋からクラブに帰ってきてくれた早貴コーチには3つ下の弟がいて、その弟は、小学生を卒業するまでうちでサッカーをしてくれた。もう一人、その下に早貴コーチと10コ離れた妹・なお(小5)がいて、もちろん僕は彼女がお母さんのお腹の中にいる頃から知ってるんだけど、サッカー大好き一家の中でも彼女だけは、ずっとサッカーをせずに、うちのクラブにも入らずにここまできてたんだけど

 

つい最近、ようやく、本当にようやくサッカーをする気になってくれて、とうとうクラブへと入ってきてくれたわけです。

 

そしてこの日が、彼女のデビュー戦だった。

 

U-12の試合前、U-10の試合をしてる最中に彼らが自分達でスタメンを決めたらしい。

試合開始。入場するスタートメンバーの中に、先週サッカーを始めたばかりの彼女が入っていた。

 

これ見て、僕は本当に嬉しかった。ここでは説明しきれないいろんな理由とか、彼らだけにしか分からない大切なものと、彼らの優しさと、あと何なのか…

ともかく、サッカー始めたばかりの彼女が持つ長所を皆で共有し、それを活かしてあげようという思いが明らかに分かる配置で、試合のスタートを迎えていた。全て、あの子達だけの判断で。

 

これだけで、この日の試合は成功。勝ち負けとかどうでもいい。あいつら最高だよ

横で見てる姉も、きっと同じ想いだったろうと思う。


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継承。姉から妹へ。

これ撮ってて、自分は少しウルっときてた。そして

妹がピッチにいて、昔ピッチにいた姉がコーチとしてベンチにいて、数年ぶりにうちの試合会場に帰ってきてくれた(昔は常連だった)2人のパパの姿。

クラブのサイクルが一周回った。最高だ。

 

そんな誕生日。U-10とU-12、2試合とも負けたけど、でももっと大切なことがあるじゃないかと、子ども達が教えてくれたような。特にU-12で子ども達が自分達で決めた選択は、しばらくの間、忘れられそうにもない。

歳をとるたびに精神年齢がどんどん幼くなっていく気がしてるんだけど、子ども達のほうが、今日は大人だったかもしれないな。


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夜、もらったプレゼントで独り酒。ありがとう